何にだって心を投影するのが私
教養をつけたいな…と思って学ぼうとするものの、いつも挫折する分野がある。
分析・政治経済・歴史だ。
いろいろな本に手を出しては、興味をそそられないかしんどくなるかで終了する。結果、身につかない。
現状を分析して将来のプランニングをする
政治や経済の仕組みを読み解く
歴史から教訓を得る
これらを得意とする人は、頭脳ゲームを楽しめる人なのだろう。過去のデータから導き出される理論を展開する頭脳ゲーム。でもどうやら、私の頭は理論よりもその場でキャッチした感情を重視する。理屈をこねるよりも感情をつかまえる方が、数倍好きなのだ。
分析対象にも、政治経済にも、歴史にも、言葉の後ろにはたくさんの人間がいる。法則とか史実の影で見えにくくなっているとはいえ。だから、そのひとりひとりに感情があることを無意識のうちに想像する。あまりにもたくさんの顔もわからぬ人たちの感情に溺れるうち、しんどくなって挫折する。もちろん、感情をさしはさむ余地のない理論だけを学ぶことも可能だけれど、興味をそそられないし、びっくりするほど記憶に残らない。
そういう性分だから仕方ないか、それとも何か対応策がある?そんなことを考えていたら、以前受けた性格診断のことを思い出した。思考型とか感情型とかって分類があったような。
久々に受けてみた結果は、INFP型。内向的感情が優勢で外向的思考が劣勢らしい。自己分析の結果とぴったり。それに別のサイトで見かけた特徴が私そのものだった。
言葉で語るより、文章で表現するのが得意です。一方であまり意味が感じられない作業や、単純作業の繰り返しは嫌いです。
就職活動をしていた頃、この手の性格診断は嫌いだった。内向きで打たれ弱い性格は望まれないと思い、調整しながら回答した。正直に答えていたら、どのような評価を下されていたのか今となっては知る由もない。
いずれにせよ今日の考えごと――感情が邪魔して学びにくい件については、そういう癖だと割り切っておこう。
最後まで読んでくださってありがとうございます! 自分を、子どもを、関わってくださる方を、大切にする在り方とそのための試行錯誤をひとつひとつ言葉にしていきます。