「仕事ってRPG」②装備
こんにちは。
先週から自主的にシリーズ化している「仕事ってRPG」ですが、第2回となる今回は、装備を仕事に置き換えて考えていきたいと思います。(異論は認めます。ただの個人的解釈なので悪しからず)
ちなみに第1回はこちらから
装備=???
まず、装備の概念から説明します。
ゲームに出てくる「装備」とは、定義するならキャラクターの能力を端的に表したり、強化したりするものだと言えます。
キャラクターによって扱う武器が違うので、どんな武器を使っているかで戦いのタイプがざっくりと理解できますよね。
また、強い装備に組み変えれば、攻撃力や防御力があがるので、能力の補強もできています。
前回同様、RPGの要素を仕事に例えていきたいと思います。私の解釈で言うと、装備は資格や学歴などのプロフィール(趣味や特技なども)だと思っています。例えば、TOEIC800点を目指して勉強し、実際に800点取ることができたら自分の武器が一つ増えます。
装備が強いと
レア度が高い装備って強いですよね。また、強い装備って売買するときに高い金額がつきます。仕事におけるプロフィールも同じだと思っています。レアなプロフィール(趣味や経験)を持っていればお客様が興味を持ちますし、良質なプロフィール(例えば資格)を手に入れようとすれば、お金をはじめとするコストがかかります。
ただ、装備が上質であればあるほど、仕事のチャンスは圧倒的に増えます。特に、新人の時ほど。
こちらはゲームの例えが分かりやすいと思います。新しいゲームを始めて、どのキャラを主戦力にするか考えるとき、ひとまず装備が強くて攻撃力やら防御力やらが強いキャラを選んでいきますよね。
このゲームプレーヤーの気持ちで実際に仕事をしているのが、皆さんの会社の上司です。新人の能力がわからず、とりあえずぱっと見のプロフィールで、使える人間っぽいか・すぐ成長できそうかを判断して育成します。その結果、商談に活かせてもらう回数が増えたり、いろんな仕事を任せてもらえたりするのです。
冒険を進めるといい装備が買える
とはいえ、装備って冒険の途中で変わりますよね。自然と手に入ったり、いい道具屋を見つけたりするうちにレア度の高い装備を手に入れることができると思います。つまり、後からどんどん強くなることが可能ということです。
仕事で言えば、進めるうちに強い経験をプロフィールとして持つことで、同僚や先輩の先を越す可能性がありますよね。仕事を始めたら、独自のキャリアを積んでプロフィールが増えるということはよくある話です。
しかし、注意点が2点あります。1つ目は、あくまで「冒険をすすめていたら」なので、今ある仕事に対して絶えず努力する必要があることです。物語が進まない状態なら今ある武器で何とかするしかありません。仕事も同じように、努力して前に進めなければ、いい経験を取りに行くチャンスが失われてしまいます。
2つ目は、仕事仲間も同時に強い装備を手に入れているということです。冒険って、ゲーム内の仲間皆で進めるじゃないですか。ということは、同じ時系列で同じだけの成長をしているということですよね。むしろ、パーティーに既に組まれているキャラクターは、経験値を貯めてレベルアップしています。パーティーに組まれるようにするには、相当なレベルアップと装備が必要です。
この話で言う仲間皆とは会社で、パーティー入りが仕事仲間との順位争いだと思っています。ライバルも共に成長していることを踏まえて成長していくことが重要ですね。
装備変更
また、キャラクターとの相性や、フィールドの相性と対応する装備という概念も取り入れられています。この相性というのは非常に重要なところとなってきます。
例えば、炎属性の敵が多ければ炎耐性が強い装備をしてフィールドを散策すると思います。これは、例えば営業でお客様先に出向くといった際に、どのプロフィールを推して説得力を上げていくのか考えるのと同じことです。
キャラクターの相性について仕事で言えば、自分の仕事によって得るべき資格を考えたり、商談相手のプロフィールに応じた印象づけを考えるといったところになってきます。
まとめ
それでは、今回のまとめです。
・装備=プロフィール
・最初の装備が有利であれば戦力として考えられやすい
・仕事を進め続ければ強いプロフィールが得られる
・相手や自分の仕事に応じて必要なプロフィールが存在する
前回から引き続き、仕事とRPGを結び付ける記事を書いていっていますが、仕事とは冒険だとつくづく思います。特に、現在は情勢が乱れていてどのような未来になるか全くわかりません。
ただ、見えない未来に想像を膨らませながらゲームを進めることは楽しいです。むしろ面白いのはこれからかなと思っています。
この先にどんな敵がいて、どんなラスボスが待っているのかわかりませんが、とりあえず来るラスボス戦に備えてできる範囲で装備をそろえておこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。次回もお楽しみに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?