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不思議な気分になるサムハラ神社

不思議な気分になると書くと、ものすごい霊気を感じるとか、厳かな雰囲気とかイメージするかもしれないが、そういうたぐいではない。

なにかの店の看板のようにしれっと書かれた

「サムハラ神社」

という、神社にしては珍しいカタカナを見ると、不思議な気分になるのである。

この神社、大阪市内の街中にあり、さほど華美でもなく、ものすごいちっこい神社なのに通るたびに人がいる。特につい最近、有名な指輪の授与が再開されたとあって、何人か申し込み用紙に記入していた。

実は以前、欲しいなと思ってわざわざ行くもサイズがなく断念。その後、数回通りかかるたびにチャレンジしたがやはりない。
そのうち、転売が増えたかなにかで授与が中止になり今に至る。

現在は、予約制で申込用紙に自分のサイズをかけばゲットできるようになったそうだ。そうなると、どうも希少性が薄れるというか身に付けたい気持ちが下がる。

しかも、初穂料3000円~だったはずが、1万円にジャンプアップ。文字を刻んだり、祈祷をしたりで手間暇がかかるものだから致し方ないといってもなかなかのお値段。

何度目かの正直で申込用紙に記入しようかなと思ったものの、いつもの貧乏神が目の前に現れて、やっぱりやめたと、参拝だけして帰ってきた。

そもそも、指輪型肌守は常に身に付けていてこその御利益。しかし、指輪はおろかネックレス、イヤリング等、肌に身に付けるものが嫌いな女が肌身離さずつけておけるわけがないのだ。

自分の身は自分で守るべし!と考えながら歩いていたらつまずいてすっ転びそうになったサムハラ神社参拝後。

サムハラの文字は変換できないので、HPにて

この文字みただけで神々降臨という気がする。

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