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人生いろいろエッセイ

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2024年2月の記事一覧

平穏無事=誕生日おめでとう

大阪中華学校の春節祭レポート最終章。といっても3記事だけだが。 学校の中に入れる貴重な機会なので、入ってみると「大阪佛光山寺」の文字。なんでも、台湾の高尾にあるお寺の別院が兵庫にあり、春節祭のときだけ学校に出張しているのだそう。そんなことできるんだ。 出張ってくらいだから簡易的なものかなと思いきやの、なかなかの本格派。台湾でみた寺院のお供え物とよく似ている。 お参りしたあと、飴と何やらポスターのようなものをもらった。 「これなんですか?」 「家に貼っておくのよ。1年

日本の獅子舞はほぼ見たことがないのに中国の獅子舞はよく見る

日本の獅子舞といえば、恐ろし気な顔をした獅子の頭をかぶり、唐草模様の布をかぶって舞い踊るイメージ。一人のときもあれば二人で舞うこともあるのかな~というほどあやふやな記憶しかない。 というのも、日本の獅子舞を最後にいつみたか覚えてないくらい見たことがない。NHKの伝統芸能のドキュメンタリー番組で見たのが最後かも。ということはもしかしてリアルで見たことがないのかもしれない・・・ なのに、中国の獅子舞はよく出くわす。なんやかんやとお祭りがあるところに獅子舞あり!てな感じで、イベ

手際抜群の中華揚げ物

大阪春節祭でいろいろ食べた中のNO1は羊肉串 NO2は、断然、海蛎揚げ餅! と、さも、今までも大好物でした感満載で書いているが、実は初めてお目にかかった代物。食べようと思っていなかったが、揚げ物のいい匂いが漂う屋台の前で円盤のパンのような揚げ物を発見。 しかも作り方が雑、いや、手際がいいというのか余計な工程が一切ない無駄のない調理というか、その流れ作業に見入っているうちになぜか並んでいたという。 まず、スプーンで生地をすくい、お玉にのせる。スプーンをまわして生地がお玉

コブクロに似た人たち

「え~と、あれあれ、顔は頭に浮かんでるんだけど、名前でてこない」 最近の友人との会話でよく出てくるフレーズだ。 本日行ったアジアン居酒屋は懐かしい80年代のJ-POPがエンドレスで流れている。こうなってくると、トークよりも懐かしいメロディーに耳が傾いてしまう。 「あ~懐かしい、これ、誰だっけ?」 「ああああ、これこれ、曲名なんだっけ?」 たまにトンチンカンな答えを出しつつも、ヘビーユーザーのShazamを立ち上げて、答えをみると 「あ~そうそう」 と納得し、すっき

サギの詐欺

いつもはカップルたちがイチャイチャくっついている鴨川沿い。 さすがに寒い日は誰もおらず、こういうときこそ鴨川沿いを歩くかとてくてく歩いていると、哀愁漂うサギ発見。 かなり近づいてスマホを向けても動じることなく近くでぷかぷか浮いているカモを見つめているように見える。 それにしても背中に子どもでもしょってるんじゃないかというくらいボリューミーなサギ。いつもは遠くから見ていたからスリムに見えていただけで、近くでみるとこれが普通のサギの姿なのか。 いや、デブすぎる。鴨川沿いで

几帳面な保安検査場のお兄さんとかご

今日は、ゆきんこ生誕日。おめでとう! ってことで生まれたエピソードなどでもと思うも、お父さんとお母さんが欲しいと思って生んだようだし、名前なんて雪の日に生まれたからゆきんこと安易につけられているし、特にエピソードもないなと改めて思う。 今まで元気に生きてこれだけでも丸儲けである。 そんな誕生日の日、一発目で思ったのが空港の保安検査場。平日の昼間だからか2つしかオープンしておらず、微妙に混雑している。 にしても、さほど人もいないのになぜ進まないんだ?と思っていたら、お兄

麻薬スパイスが昔の記憶を消し去る

インバウンドが増えだしてから「春節」というと、 「あ~中国人旅行客がわんさかくるか~」 とげんなりする人もいるかもしれないが、大阪では大阪春節祭と銘打って、関西エリアの人気アジアングルメの店の屋台がずら~りと並ぶ「てんしば」のイベントがあって毎年楽しみにしている。 ステージイベントは本格派の獅子舞から、日本在住の中国人おばちゃんたちによる中国民謡?いや、カラオケ大会?といったうちわ盛り上がりのものまで、ステージイベントはかなり適当。まあ、それもご愛敬。 お目当てはグル

ぼうぼう頭も紙一重

かなり前から一度会いたいな、お話してみたいな、なんだったら飲みに行きたい!あわよくば友達になりたい!と図々しくも思っていた人がいる。 顔出しはしていないので勝手に想像をふくらませ、ロマンスグレーが似合うしゅっとしたおじさんと思っていた。そんなちょっとした憧れを抱いていた人にインタビューをする機会がきた。 最初、名前をみたときに 「いやいやいや、憧れの君ではない。そうに違いない」 と思ったのだが、取材依頼するときに書籍などを調べていくうちに憧れの君というのが発覚。 ア

喫煙OKでも喫煙しづらい店

愛煙家の友人は、いつも煙が流れる方向を気にして席を移動したりする。わたしは、飲んでいるときはあまり煙が気にならないので、 「気にしなくてもいいよ」 と伝えるが、エアコンなどの風の向きで喫煙しないわたしのほうに煙がいくだけで 「ごめん」 と謝る。それほど煙を気にしてくれる人だ。 先日、その一人ともう一人の愛煙家と3人でスペインバルに行った時の事。テーブルに灰皿があったものの一応 「喫煙していいですか?」 と店員さんに聞いた。すると 「どこでもどうぞ」と快諾。

たまたまタバタバーとこしがや&にしあらい押し

ものすごい気になった裏口の珈琲屋 実はこの後も、このエリア、なんじゃらほいが目白押し。 こしがやとにしあらいを相当押しているらしい。 ホンマさんのバーバーなのか、ホンマもんのリーゼント風にしてくれるのか気になる。 ナイスネーミング。田端のバーをカタカナにするとタバタバー。 バタバタ―としても面白いんじゃ? かなり急いで通過したもんで、どれもこれも詳細は不明だが、田端、これから来るかもしれない。いや、くるでしょ!その昔は文豪たちが居宅を構えていたらしいが、今度はナイス

上からみても下からみても富士山

ゆきんこnoteを楽しみにしてくれている皆さん、本日もこんばんは(笑) ありがたいことにいつもいいね!押してくれる人がちらほらいることが確認されまして、誰かにこの駄文を読んでもらえているありがたさ、しみとります。 さて、そんな数少ないファンの皆さんならご存じかと思いますが、わたくし、富士山が好きでございます。 富士山、嫌いなんて人、あったことがないのでもはやアンチはいない富士山ですが、とにかく富士山を見られるチャンスがあれば見たい。 日本海側を飛んでようが、富士山らし

ANA版バレンタイン

あ、そうか今日14日か。 バレンタインデーにチョコをあげて、愛が成就したとか、バレンタインデーに甘い思い出があるとか、そもそもチョコ超絶ラブという人間じゃないので機内アナウンスで 「あ~バレンタインデーね」 と思い出した。 「今日はバレンタインデーです。わたしたちからのもちょっとしたおすそ分けを皆様にお配りしております」 航空会社もいろいろ大変よのう~なんて上から目線で思いながらも、もらえるもんはささっともらって降りましょなんて思っていたのに、笑顔が素敵な客室乗務員

ありがたき幸せ 謹んでお受けいたします

大河ドラマ「光る君へ」にすっかりはまり、青空文庫で発見した与謝野晶子の源氏物語を読み始める始末。なんとなくストーリーがわかっているから、古い文体でも意味がわかる。ちょっと頭がよくなった気分。 著作権消滅した作品をこうやって電子書籍としてアップしてくれる方たちに感謝しなければならない。 毎週日曜日に平安時代にプチタイムトリップしているもんで、姫様たちの京ことばやお上品に笑う「おほほほほほ~」みたいなのを真似してみたりしているのだが、一番使いたい言葉がある。 まひろ(紫式部

泡塩の後味さっぱり破壊力

焼肉食べ放題、スイーツ食べ放題、ホテルブッフェ大好物だったのは30代前半ころまで。 いくらでも食べられる胃をもって幸せだ~なんて思っていたのが懐かしい。 今では肉より魚、スイーツは一切れで大満足という最高にコスパがいいおなかになった。 肉もいい肉じゃないと次の日の胃もたれが半端なく、いい肉といっても霜降りなんかになると油っぽくて一切れで、ご馳走様でしたをいうほど、かわいらしい女子的なおなかになってきた。 ほんのちょっぴりしか食べてないのに 「わたし、もうおなかいっぱ