マガジンのカバー画像

人生いろいろエッセイ

208
運営しているクリエイター

2021年11月の記事一覧

一番おいしく見えるのは白い皿だと勘違いしていた

ほぼリモートワーク生活になり1年半。 通勤がなくなって時間に余裕ができ、さらには、仕事の合間に夕食の仕込みができるようになり、前より手の込んだものが作れるようになった。 とはいっても、フレンチやイタリアンなんてしゃれたものは作らない。いや作れない(笑)。出汁を丁寧にとったり、ことこと煮込んだりとあくまで今まで作っていた基本の和食にちょっと手間暇かけて作るだけだ。 こうなってくると今度は料理を盛り付ける器が気になってきた。 今まではほぼ3coinsで揃えた真っ白い、おしゃ

晩秋の大仕事!干し柿作りで秋を感じる

干し柿の産地で知られる佐賀市で「柿むき大会」開催というニュースを見た。 小中学生が皮むきの速さやむいた皮の長さを競う大会だ。 私も小学生のころから、果物ナイフを持たせられ秋になると大量の柿の皮をむいていた(←真冬になるとリンゴに変わる) 当時は自宅の表と裏に2本、畑に1本の柿の木がありそれはもうたわわに実っていた。 なぜ柿の木ばかり3本も植えたのか? じいちゃんの話によると 桃栗三年柿八年といって柿がなるまで8年かかるものの、立派な柿の木がなれば特に手間暇かけずとも

ひげと白髪となにわ男子

先週あたりからCMでちょくちょく出てくるジャニーズの新生アイドル「なにわ男子」。 大河ドラマやドキュメンタリーなどNHKご用達な私は、民放を見ることがほぼないにもかかわらず、たま~にチャンネルを回す(←とついいってしまう昭和女)とピンクの服をきた男の子たちが、ほっぺに指をつんつんするようなキュートなしぐさをしたり、アップになったときは私に向かってまっすぐ見つめてきたりする場面にちょくちょく出くわした。 若い男の子にまっすぐ見つめられると恥ずかしいというより、青春まっさかり

那覇~与論~奄美大島の軽石調査報告。今こそ旅人の力が必要だ!

2021年8月に小笠原諸島の海底火山が噴火した。 火山活動によって得られる効果もあれど、やはり負のイメージが強い。 ただ海底火山は周辺に人が住んでいなければ、急に島ができたり引っ込んだりする程度でしょと思いきや、最近頻繁に使われる100年に一度の出来事が起こった。 なんと1200kmも離れた沖縄や鹿児島の離島に軽石が海を漂って大量に押し寄せているのだ。 9月末ころに離島をウロチョロするアイランドホッピングを計画していたわたくしめ。11月上旬の出発日が近づくにつれて、海岸を

コロナの売人から地元アイドルに戻るまで

ようやっと緊急事態宣言もマンボウも何もない日に戻った。 しかし、1年以上も続くコロナの恐怖はなかなか払しょくできない。 特に感染者数が少ない田舎は、感染拡大地域から誰か来るというだけで戦々恐々とするらしい。と聞かされる帰省者もハラハラドキドキもんだ。 モデルナワクチン2回接種、PCRと抗原検査の陰性証明をひっさげて帰省した。 感染拡大地域に住んでいるだけで「コロナの売人」扱い2019年夏の帰省を最後に2年帰省できずにいた。 何度か帰省できそうなタイミングがあったものの、周