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人生いろいろエッセイ

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2020年9月の記事一覧

天日干しで失恋

日本の古き良き原風景「天日干し」長野ドライブのときに見た秋ならではの風景。 米を刈り取った後、稲架と呼ばれる横木に稲束を干す「天日干し」は、日本の古き良き原風景なだけあり、見ているだけです~っと心が落ち着いてくる。 ちなみになんで天日干しをするかというと、刈り取ったばかりの米は水分が多く、そのままにしているとカビが生えてしまうことがある。機械で一気に乾燥もできるが、お米に負荷がかかってしまうのも事実。 天日干しはお日様に直接あてて、じっくりと乾燥させるため、お米にストレス

山の天気が悪くても楽しめるキノコ探索

天気予報が晴れでも山の天気は気まぐれ。 浅間山の第一外輪山の最高峰、標高2,404 mの黒斑山(くろふやま)に登って、浅間山目の前ドドーンを体験するべくお天気とにらめっこして、今日が出陣の時じゃ!と意気揚々と登るも、たちまち雲が押し寄せ、槍ガ鞘に到着するときには背景白で塗りつぶしましたか?というくらいの真っ白。 なんのためにツライ思いをして登ってきたんだ!とぶつくさ文句を言いつつ、ここまで来たなら浅間山ドドーンが見られるトーミの頭まで行くしかないと最後の力を振り絞って登っ

スーパーの特売食パンだからといって侮れない

食パン専門店があちこちに乱立する空前の食パンブーム。 1斤300円くらいならまだかわいいが、3000円もする高級食パンも飛ぶように売れるらしい。3000円もしちゃったらもはや値段だけでおいしく感じてしまう。いや、高すぎてすぐに食べられずに、仏さんにあげてそのまま食べるの忘れて腐らせちゃうかも。 大阪の阪神百貨店でも 週替りで関西エリアの人気ベーカリーが出店する食パンのセレクトショップ なんてのもできて、食パンがずら~りと並べられすぎて、もはやどれがおいしいのかなんてわからな

茗荷(みょうが)トリビア

夏になると食べたくなる茗荷。そんな茗荷好きの娘のために両親がせっせと収穫して、毎年大量に送ってくれる。いつまでも親離れできずにすみません。大量の茗荷を前にニタついていたふと、なんでみょうがって茗荷という漢字なんだ?と今更思ったので思い出とともに振り返ってみることにした。 実家が茗荷の群生地になった理由 実家には、鯉が泳いでいたちょっとした池があった。 小学生のころ、その横の湿地帯にビョンビョン伸びてる雑草のようなものを引っこ抜いて遊んでいたら、じーちゃんに 「おめ~何し