大人のやり直し英語 ロードマップ(TOEIC900↑,英検,etc) Part.3 ボキャブラリービルディング stage 1

さて、Part.2に引き続きまして、


今回は大人のやり直し英語 part.3でございます。

part.2 まで終えた頃に、一つの壁にぶつかります。それが語彙力(いわゆるボキャブラリー)です。

part.2まで終えると、語彙力的には中学校卒業レベルまでが戻っています。

語彙力のレベル感は、以下の記事にまとめております(寄り道としてどうぞ)


ということで今回は、ボキャブラリーの強化です。

ボキャブラリーの話に入る前に、少々導入をしようかと思います。

SVL

上の記事で触れているので、簡単にですが、単語力みたいなものです(MaX 12000)。

12000語レベルの単語なんていったりすることが多いです。

なぜハリーポッターが読めないのか?

英語を勉強しようとして最初に手を出しがちなハリーポッターさんですが、

実はこの本結構難しいです。

英検準1級と、英検1級の間くらいのレベルがあると最初の賢者の石や秘密の部屋は楽しめるかと思います。

SVLの指標だと、9000語前後です。

イディオムの罠

もう一つ読めなくする罠があります。それがイディオムです。

as well as など、複数の単語が組み合わさって一つの意味をなすものですが、

これらの単語はいづれも初級レベルの単語。しかし、単語をバラバラに知っていても全く読むことはできません。

英語のレベルを図る時には、基本的に単語でバラします。バラしたのちに出現する単語のヒストグラムからこの本はこれくらいのレベル。

と分類されていきます。

当然バラバラに評価されるので、as well asはレベルとしては簡単な部類にされてしまうのです。

この複合語には、知ってるか知らないかの世界が強く、いかに本を読んで感覚を掴んできたか?

が最終的には問われます。

なのでハリーポッターさんにいく前に何度も別の本を読み、感覚をつけていくしかないのです。

単語だけではボキャブラリービルディングは完成しない

ということです。

今回はボキャビルの stage 1なので複合語は一旦置いておきます(単語の意味を知っていれば、効率よく覚えられる複合語もあるため)。

そのほかにも、スラング、生活語(というのが正しいかわからないですが、現地の子供であれば当然知っているような単語)がさらにSVLが終わった後に、何万語と乗っかってきます。

英単語バスターズ 3000 ~ 5000

と、尻込んでいては前に進めないので、やっていきましょう。このレベルの単語を攻略するためには本が一冊あれば十分です。

もうこれです。これ以外には入りません。

よく、単語を覚えられないと単語帳がわるいと人?のせいにしてしまうことがありますが言い逃れができないくらい覚えやすい工夫が凝らされています。

アプリもあります。個人的にはこちらの方がおすすめです。

というのも、本にはついていないような独自のテストが追加で購入できたり、足りない例文を補ってくれる追加の補足情報もあります。

何より、手元のスマートフォンだけで操作できるのが何よりも強みです。

勉強方法

こちらをを使った勉強方法の紹介をしていきます。

このアプリは2部構成になっております。

Power SentencesとWord Listです

Level4~Level6まで各1000単語で構成されています。

Power Sentencesの活用方法

この部分は文章の中に、単語が散りばめられており文章で単語を覚えることができる章です。

最初に覚える必要はありません。音を聴きながら流していきましょう。

しっかりと音読して、意味は後回しで構いません。

Part.1の基礎を絶対に忘れてはダメです。単語を覚えたいがあまり、カタカナ英語で覚えてしまってはいけません。時間がかかっても口と下と歯を馴染ませていきましょう。

この勉強方法のPower Sentencesが効いてくるのは結構後の方なのですが、一つの単語を聞くと文章全体が浮かびます。そしてその文章を元に単語の意味を思い出すことができます。

むしろこれくらいまで行かないと脳に定着しません(覚えても数ヶ月後にはすっかり忘れてしまっています)。

Word Listの活用方法

これはいわゆる、単語羅列型です。

一番覚えづらいです。

その対策として、アプリ版であれば、追加の課金が必要ですが

この単語羅列型をPower Sentences型ぽくにすることができます。

別の対策としては一個づつ丁寧にというより逆に雑にフラッシュカードのように次々と進んでいく形式がおすすめです(Power Sentencesでも使えます)。

というのも、一個丁寧にやっても10個しか進めませんでした。ではスピードがませんし、単語の勉強として絶対にやってはいけないことです。

人間すぐに7割を忘れてしまうので10個だと3つしか覚えてません。

それであれば、雑でもいいので200個単語を消化しました!

の方が十分勉強になります。

この200を毎日繰り返すことによって定着を狙います。

繰り返す

繰り返しますひたすら。目安は10回です。

仮に覚えていると思っても、繰り返します。

口、目、耳、脳、本の場合は(匂いも味方につけて)全てにしみ込ませるのです。

まとめ

たくさんの単語帳ではなくたった一冊の単語帳で十分

1日10個の単語より200(or more)個の単語



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?