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北海道ツーリング5日目

 最北端稚内に到着した途端、気分は北海道ツーリング折り返しになってしまう。日数はまだまだあるのになぜだろうか。
 それはさておき、稚内を出発して早々、鹿が飛び出してくるアクシデントに見舞われた。

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 北海道ではよくあることとはいえ、このままぶつかってしまえば大怪我につながるので要注意だ。
 稚内からオホーツク海を走り、エサヌカ線へ向かう。北海道にはまっすぐな道はいくらでもあるが、なぜここに皆行きたがるのかというと、周りに障害物が何もない道なのだ。
 ガードレールもなければ、森も建物もない。道路の左右には牧草地帯が広がるエサヌカ線。広大な北海道を実感できる場所だ。

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 浜頓別に向かい、クッチャロ湖に立ち寄る。クッチャロ湖は国内最北のラムサール条約指定地。北海道北部の浜頓別町に位置する湖で、周囲27kmの海跡湖だ。満潮時になると約3km離れたオホーツク海の海水が流れ込む、汽水湖で日本とロシアを渡る水鳥たちの重要な中継地点となっている。白鳥の湖とも呼ばれている。

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 次に向かうは音威子府(おといねっぷ)北海道命名の地を訪ねる。
 明治2年(1869年)の「蝦夷地」(のちの北海道)改称に先立ち、開拓判官であった幕末の探検家・松浦武四郎は、「道名の義につき意見書」を明治政府に提出、日本の「北」にある「カイ」、それに旧領土を指す「道」をつけ『北加伊道』という案を発想し、これを含めた六道名案を由来とともにを提案をしました。そして、この『北加伊道』を基にし、現在の『北海道』の名称が誕生したと言われている。この地のアイヌの長老から聞いた話が名前の由来となっている。
 入り口には看板があるが、少しわかりづらい。未舗装の道路を100メートルほど進むと少しひらけた場所がある。そこからは徒歩数十メートルで記念碑のある場所までは行ける。記念碑までは車両の乗り入れが禁止されているので要注意。

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 音威子府といえば音威子府蕎麦が有名だ。そばの甘皮を一緒に挽くことで、香り、味ともに濃厚なそばができる。真っ黒で濃厚な味わいの蕎麦。ここを訪れたらぜひ食べてみてほしい。

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 本日の宿は名寄。名寄駅からほど近いホテルマイステイズ名寄。新しいホテルのようで、設備も施設も清潔感のあるホテルだ。

 夕食は歩いていけるスープカレーの店をセレクト。「最強スープカリーブッダ」最強の名に相応しくとても美味しい。また来たいと思わせてくれるスープカレーに出会えた。

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