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構造化するスキルの重要性

こんにちは、Carat中井です。
最近は企業向けのビジネスやプロダクトの推進が主な担当領域となっています。
Company Deckで言うと、GLIT AdsやGLIT Platformのところですね。

企業とお客様との商談やプロジェクトを進める中で、やはり構造カスキルが重要だなと思うケースが多いので記事にしてみました。

構造化するスキルとは

複雑な問題や情報を整理し、構造化する能力のことです。
下記のようなことが正しくできることを構造化するスキルと呼んでいます

  • 与えられた事柄を小さく分解する

  • 関係性を整理し、全体像を可視化する

  • 属性や要素ごとにパターン化する

構造化することで、複雑な問題や課題を小さな部分に分解し、それぞれに対して個別の対処法を考えることができますようになります。
フレームワークとしては、論理ツリーやマインドマップ、フィッシュボーン図、フローチャートなどがありますが。大抵、空欄を埋めるだけで意味のない図になるので、問題を解決するために、与えられた事柄を小さく分解し、関係性やパターンを整理することで精度高く打ち手を導き出すという目的に根ざすことが重要です。
安易にフレームワークを用いると考えた風のそれっぽい何かを生み出すだけになることがあるので注意が必要です。

なぜ構造化するスキルが重要か

構造化スキルは、どの職種においても非常に重要です。なぜなら、仕事とは基本的に問題解決だからです。
基本的にはあらゆる仕事が問題解決なので、構造化して問題解決するということができなければ、どんなに専門性が高いスキルを持っていても成果を出すことはできません。
問題設定自体が間違っていると、どんなに高度なソリューションを持ってしても問題解決できないからです。なぜならそこに問題自体がないからです。
問題を解決し、成果を出すためには、正しく問題設定する必要があり、そのためには構造化して物事を正しく把握する必要があります。

うまく構造化するコツ

まずは小さく分解することが重要です。与えられた事柄をより小さく分解できないか?どういう構成要素でこの事柄は成り立つのか?を分解しましょう。
次に関係性を整理しましょう。小さく分解した事柄同士の関係や、分解前の事柄同士の関係、大→小か?小→大か?など
また、抜け漏れがないかの観点も有効です。分解・関係性整理を行なっていくと、ぽっかり説明できない論理構造が見つかったりします。これは最初に与えられた事柄から抜け落ちていた内容であるケースもあり、新たなファクトの獲得につながります。
その他、なぜ?つまり?言い換えると?本当に?例えば?どうやって?どのくらい?など分解整理した項目に対して問いを重ねることで整理することができます。

まとめ

構造化するスキルは、あらゆる職種や業務において非常に重要なスキルです。複雑な問題や情報を整理し、構造化することで、問題解決につながる打ち手を導き出すことができます。小さく分解し、関係性を整理し、抜け漏れがないかを確認することが、うまく構造化するコツです。

さいごに

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