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#110 ダイバーシティ&インクルージョンって結局何?

最近、頻繁に使われるダイバーシティという言葉。
「多様性」っていう意味なのに、わざわざ横文字にするのがイラっとしますねw
インクルージョンは「包括」っていう意味なので
多様性を含めましょうといった感じですね。

多様性を一緒にするじゃなくて含める
つまり、違いを違いのまま受け入れていくってことです。

これは、多民族国家のアメリカから入ってきた言葉なので
そもそも全く同じは無理だよね
だったらお互いの違いを認め合っていきましょう
という欧米文化の背景を捉えないまま
割と単一民族で「同じ」が成り立つ我々日本人が言葉だけを使おうとすると
「多様な人たちも皆一緒だよね」
ってなりがちです。

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鳥と魚くらいに違えばよかったのに
桜とタンポポくらいに分かりやすかったらよかったのに
私たちはよく似ているから 私はワタシって忘れてしまう
ワタシは誰かの所にはいない
ワタシはよそに探しにいくものじゃない
私はワタシの中にだけいる
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以前書いた詩を思い出して一部読み上げました。

知っているかもしれませんが
私は情熱的なナルシストなので(笑)

そうなんですよ。
似ているからつい忘れちゃいますけど
私達ってみんな全然違うんです。
だから、年齢や性別、見た目、価値観、障害の有無など
大なり小なりの違いを受け入れ合うことが大事で

自分も人と違っていいんだと思えることが
自分らしく生きるコツ

同じを強要するんじゃなくて
違ってもいいと言ってくれる場所をみつけて
あるいは作って、自分を守っていく。
自分を受け入れることが他人を受け入れることに繋がっていくんだと思います。

今「自分らしく」って言葉を使いましたが
あまり「自分らしく」「あなたらしく」って主張するのは好きじゃないです。
(いつものバランスとりです)
ダイバーシティインクルージョンという言葉も一人じゃなくて
集団の中で生まれた言葉なので
自分らしいっていうのは、誰かと比べないと分かりません。
比べること自体は悪いことじゃなくて学びや発見を得られる行為。
優劣をつけると苦しさが発生するだけです。

何が言いたいかというと
多様性とか自分らしくとか受け入れ合うとか色々いうけれど
極端に多様な意見を全部取り入れてもうまくいかないし
極端に個人だけに目を向け過ぎてもうまくいかない。
極端に周りに合わせようと自分の全部を委ねてもうまくいかないから

色々な考えがあることを踏まえて自分なりにちょうどよいを模索し続けることが大事で
なんでもハッキリ完璧に白黒つけなくてもいい
それが、
みんなちがってみんないい
っていうダイバーシティインクルージョン
なんだと思います。

今日も心のままに☆

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