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14歳と参議院選挙2022 - 子どもが希望を持てる政治を -

今日は息子の推し活に付き合わされて、新宿南口までれいわ新選組の街宣(?)を見に行ってきた。
このnoteの記事も、息子に書け書けと言われて書くことになった。
写真をそのまま載せてくれと言われたが、如何せん未成年なので、親の判断で顔にスタンプを貼って隠すことにさせてもらった。

話はややズレるかもしれないが、きっかけについて。
息子がイジメで悩んでいたとき、学校の先生とのトラブルで悩んでいたとき、ストレスが高まると「死にたい」と漏らすようになっていた。
これまで学校に相談したり、主治医に相談したりしながら子どものケアをしてきたつもりだったが、息子の心を救ってくれたのは、山本太郎氏だった。
これは今日初めて聞いた話だが、もっとも苦しかった時期によく見ていたのがYouTubeで公開されていた山本太郎氏の動画だったらしい。

「生きてください」

シンプルだが、力強い言葉が息子に刺さった。
「生きてください」という人がいるなら、生きようと思ったそうだ。

我々大人は、普段から子どもたちにどんな声かけをしているだろうか?

「弁えなさい」
「もっと我慢しなさい」
「もう決まったことなんだから」
「権利ばかり主張せずに、義務を果たしなさい」
「あなたより苦しい境遇の人はもっといる(だから求めるな)」

そんな言葉ばかりではないだろうか。

子どもが希望を持てる言葉を、子どもに伝わる熱量で語りかけることができる政治家は果たして何人いるだろうか。
そもそも「投票権を持たない子どもに語りかける」ということを考えている政治家自体が少ないようにも思う。

さて、今日、息子は勇気を出して手をあげ、山本太郎氏に直接質問をする機会を得た。

「まだ学生で投票ができません。僕でもできる応援はありますか」

山本太郎氏は14歳でもできる活動について、きちんと解答してくれた。
ビラに証紙を貼るなどの裏方の仕事なら参加可能のようだ。
と、いうわけで、明日はれいわ新選組のボランティアセンターに行くことになった。

私としては「マジかよ……(土日は家で寝ていたい)」なのだが、息子が珍しくやる気を出しているので、飽きるまで付き合ってみたい。

今年の参議院選挙、息子にとってはきっと忘れられない体験になる。
今は投票できなくても、息子は4年後には投票権を持つ成人となる。4年なんてあっという間だ。こういった活動を通して、主権者マインドが育つと良いなと思う。

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