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なでしこ寿司

秋葉原に「なでしこ寿司」なる若い女性だけが握る寿司屋があります。

寿司屋というと頑固な職人肌のおやじが握るというイメージがありますよね。
全くイメージの違う萌え系女子だけが握る寿司屋というのは、これだけで強いUSPとなっています。

美味しいかどうかは解かりません。
志向性の強い業態とはいえ安かろう悪かろうではリピートがないので、うまくいかないかもしれません。
(ネットでの評価も高くはない)

実際に「着物の振袖がまな板についている」「絆創膏をした手で握っていた」「料理にぬいぐるみを乗せてた」といった指摘で炎上することもしばしば…
他にも女性スタッフへのストーカー被害や盗撮被害などもあったそうです。

ただ「頑固なおやじ」「職人世界」というイメージの真逆にコンセプトを置いてきた事は評価できると思います。

どうせなら炎上覚悟で、女の子がセクシーなサラシにハッピ姿で捩り鉢巻き姿であるとか、握った寿司を「お口を開けて下さい♡」とか言って、直接食べさせてくれる…とかやると面白いかもしれませんね。

こういうモデルは「どこまで尖れるか」「新たな世界を創れるか」が大切だと思います。

イメージが極度に固定化されたものの真逆には、真空管になったニーズがある可能性があるという事です。

・家族や大人数でワイワイ食べるもの
→ひとり専用店

・お店が調理してお出しするもの
→半セルフ調理店

・女性はスイーツが好き
→男性専門のスイーツ店

今一度あまりに偏った固定観念がないかを0ベースで見直してみては?

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