ジョセフ⭐︎雪丸

株式会社SUN's 代表取締役 株式会社Smile Dining COO 飲…

ジョセフ⭐︎雪丸

株式会社SUN's 代表取締役 株式会社Smile Dining COO 飲食店/サービス業/地方創生/webサービス/を中心とした事業を展開しております。 基本は自社の幹部に共有している飲食業を中心としたマーケティングメモを公開しています。 これから飲食店を開業したい人はぜひ。

マガジン

  • これから飲食店を開業したい人は必見のマーケティング入門

    これから初めて飲食店を開業しようと考えてる人は必見です! これは弊社の幹部にも配布している勉強資料を少し編集し公開しています。 国内外で40店舗以上の飲食店を運営してきた経験から、主に飲食店やサービス業のあれこれを基礎的なマーケティング視点で解説していきます。 『難しく理解しようとして実践できない』よりも『サクッと覚えてまずはやってみる』をコンセプトとしてますので簡単な内容にしてます。 飲食店は参入障壁が低いかわりに実はとても成功するのが難しい業界です。 ここに書かれている事を実践すれば必ず成功するものではありませんが、成功するために不可欠な考え方として書き残すつもりです。 初めての人でも理解できる内容として書いてますので、マーケティングの入門書やスタッフの方への落とし込みなどにご利用ください。 #飲食店 #マーケティング #飲食店経営 #開業

  • 勝手に言わせてもらってますが

    個人的に疑問に思ってることを、ふざけながら書いていきます。

最近の記事

  • 固定された記事

飲食店マーケティングメモ

これから初めて飲食店を開業しようと考えてる人は必見です! これは弊社の役職者にも配布している勉強資料を少し編集し公開しています。 国内外で40店舗以上の飲食店を経営・運営してきた経験から、主に飲食店やサービス業のあれこれを基礎的なマーケティング視点に基づいて解説していきます。 『難しく理解しようとして実践できない』よりも『サクッと覚えてまずはやってみる』をコンセプトとしてますので簡単な内容にしてます。 飲食店は参入障壁が低いかわりに実はとても成功するのが難しい業界です。

    • 東京かっこつけ物語

      先日「美容業界」で仕事をする知り合いの女性と食事をする事になりました。 仕事の事で少し相談があると言うので「じゃあご飯でも食べながら」って事になったのですが、世間が見たらいわゆる普通の「デート」ってやつです。 デートの前日が体育会系の先輩との朝までコースだったので抜群の「二日酔い」でしたが、その彼女が「中華料理たべたーい」と言うので、決して疲れ切った内臓に優しくない中華料理を食べる事に… まぁいいんですよ…それで彼女が喜んでくれるなら。 蕎麦とかが良いんですけど。 「紹

      • だからタバコをやめたんだ

        俺は元々は喫煙者だった。 それも1日/2〜3箱は吸っていたので割とヘビースモーカーの類だと思う。 1日16時間起きて活動してるとしたら1本吸うのに3分として50本で150分…1日の内で2時間半はタバコを吸っていた。 でもある日煙草を辞めた。 身体を気遣ってというわけでもなく、お金が勿体ないのでもない。 タバコを吸う人間が嫌いになったからだ。 ちょっと何を言っているかわからないと思うが、タバコを吸う人間…というより依存してしまう人間に多いのは「小さな我慢ができない」という点だ

        • たった一文字で

          ウェブサイト改善の現場で実際に起きた興味深い事例をご紹介します。 とある生命保険会社が、ウェブサイトの予約申し込み件数が伸びないのを改善しようと、様々な取り組みを行いました。 そして、ユーザーの意識調査などに取り組んだところ、ある事実が判明したのです。 それは「クリックボタンの文言」でした。 クリックボタンの文言が『相談予約』となっていたので、ユーザーは「営業マンと自分がマンツーマンで相談する」というイメージを抱いていたのです。 この為「営業マンの質問に対し、自分か

        • 固定された記事

        飲食店マーケティングメモ

        マガジン

        • 勝手に言わせてもらってますが
          2本
        • これから飲食店を開業したい人は必見のマーケティング入門
          120本

        記事

          おまあ指数

          とある鰻屋さんで《おまあ指標》なるものを設定し、26ヶ月連続前年同月比売上増を記録したお店があるそうです。 この《おまあ指標》とは お → 美味しい ま → また来るね あ → ありがとう の頭文字を取ったもので、会計時にこの言葉をお客様からいただいた数をカウントし貼り出すというもの。 この指標をカウントするようになり、みんなが意識するようになった事で、そう言われるような応対を知らず知らずにしてしまうそうです。 調理する人は一番いい状態で食べてもらおうと努力し、ホー

          飲食店の変遷

          マーケティングの考え方に「時代の潮流をいかに捉えるか」という大枠の視点が必要になる場面が多くあります。 例えば飲食店業界を遥か「宇宙視点」から観ると、どんな潮流が見えてくるでしょうか。 [1970年代] 外食勃興期《胃で食う時代》 1970年代は、需要に比べ供給が追いついていない時代だったため料理をしっかり提供できるお店が支持されてきた。 [1980年代] 外食成長期《目で食う時代》 この時代は白物家電が普及したように、豪華なお子様ランチ、ステーキ等が提供できるファミリ

          シグナル行動

          人間は動くものを目で追うという動物的本能があり、これを《シグナル行動》と言います。 それをプロモーションに活かした例が大阪を中心に44店舗(2020年時点)を構える激安スーパー『玉出』です。 黄色くて大きな看板は電飾が輝き、LEDビジョンもギラギラで店頭には多くの"のぼり"がはためいています。 さらに、店内は威勢がいいアナウンスが流れ、動画POPも随所にみられます。 もう一見してパチンコ屋のような外観です。 (『玉出』という店名もややこしい!笑) 「とにかく派手で動

          少しの値上げで利益…倍!?

          とある[うどん屋さん]での成功例です。 そのうどん屋さんは、この不況下のご時世に利益を倍増させました。 そのお店は500円で販売していたうどんを、リニューアルに伴い550円で販売することにしたのです。 うどんの容器は変わっていたのですが基本的な内容は以前と同じで、リニューアルといっても看板が綺麗になって壁紙が変わっている程度でした。 もともと安さより美味しくて人気のあるお店なので、50円(10%)の値上げでも、お客様は気にする様子もなく来店され、すぐに以前と同じような状

          少しの値上げで利益…倍!?

          カクテルパーティ効果

          本日は《カクテルパーティー効果》について書いていこうと思います。 お子様がいらっしゃる方は経験あると思いますが、赤ちゃんが成長して少し言葉を発するようになった時「パァパ」なんて聞こえた日にゃ「うぉ!今"パパ"って言った!」と興奮しましたよね。 すると不思議な事にテレビを見てようが本を読んでいようが「パァパ」に敏感になってしまって、普段はそこまで気にしてるわけじゃない赤ちゃんの言葉に「あ!また言った!」と過敏に反応してしまったりします。 まぁ要するにただの親バカなんですが

          カクテルパーティ効果

          顧客志向の勘違い

          顧客満足度の向上はビジネスの必須項目と言えます。 生産性や効率を多少は犠牲にしてでも、顧客満足度を高めた方が、消費者のリピーター化などを通じて結果的には良いとされるからです。 また、不満を感じた時にそれを口にする人はほんの一部に過ぎず、多くの人は黙って次回からの購入を停止します。 そして『不満を抱いた人の口コミは満足した人の口コミよりも影響が大きい』のも顧客満足度を気を配る理由のひとつです。 しかし、本当にそれだけが重要なのでしょうか? ビジネスにとって最も大事なの

          顧客志向の勘違い

          人は"挑戦"が好き

          福岡県北九州市に『三萩野バッティングセンター』というちょっと面白いバッティングセンターがあります。 このバッティングセンターには挑戦したくてウズウズしてしまう脅威のボックスがあって、その球速はなんと驚きの! 世界最速230km!! そもそも練習を前提に用意された打席ではないし、もちろん素人には練習にもまずなりません。 このバッターボックスは空振りをするためにあるのです。笑 しかし、このバッターボックスがあるがために口コミは広がり、広島や鹿児島といった遠方からもお客様が

          人は"挑戦"が好き

          カテゴリーキラー

          《カテゴリーキラー》とは、特定分野の商品群において圧倒的な品揃えを行い、低価格大量販売をする小売業のことです。 カテゴリーキラーが出店すると、競合店の当該カテゴリーの売上高が極端に低下し、取り扱いを止めてしまったり、部門廃止や縮小に追い込まれていったことからこの名前がつけられたと言われています。 デパートや大規模小売店などの業態が幅広く扱っていた商品の各分野を「専門特化した品揃え」さらに「価格にも競争力を付けた」別業態で個別出店することを総じて《カテゴリーキラー》と呼ぶわ

          カテゴリーキラー

          お客様を教育する!?

          「お客様は神様だと思え」 よく商売で使われる言葉ですが、個人的には「お客様も人間」だと思っています。 お客様はもちろん大切ですが、一緒に働いてくれるスタッフも大切ですよね。 いくら神様でも、スタッフに偉そうに無茶を言ってきたり、店内やトイレを散らかしたり、他のお客様へ迷惑をかけたりしたら許せないでしょう? そこで言葉は乱暴ですが、お客様にも「教育」が必要になると考えます。 分かりやすい事例としてとても素晴らしいのが『ディズニーランド』です。 ポップコーンを落として

          お客様を教育する!?

          クロスマーチャンダイジング

          難しい感じのタイトルをつけましたが、これは単純に《関連陳列》のことです。 ひと昔前のスーパーは、鮮魚部門、畜産部門、乾物部門と、部門毎にバイヤーがいて、それぞれの予算を抱えていました。 なので他部門の商品を自部門の売り場に置く事など考えもしません。 ところが、とあるスーパーが画期的な人事に取り組み『パート店長』という形でパートのおばちゃんに店長の役割を担ってもらい「徹底したユーザー視点の売場作り」に取り組んだところ売上が急拡大しました。 その1つの大きな取り組みが《関

          クロスマーチャンダイジング

          認知的不協和

          とある美容師さんのお話です。 都内で数店舗を経営する美容師の友達と話をしていると「お客様の悩みを聞き出す黄金則がある」とのこと。 なんとその手法とは《褒める事》なのだそうです。 美容師さん:「○○さんは、髪が素直でツヤもあっていいですよね~」 するとほとんどの方は聞いてもいないのに お客様:「えーでも私夕方になるとぺったり頭になって全然ボリュームがなくなるんです」 と自分の悩みを言って来るのだそうです。 さらにこの美容師さん、たまーに「ありがとうございます!」っ

          イノベーション 〜その9〜

          今日で使えるイノベーションは最後! 《重いを軽いに》 これも沢山あります。 まず思い付いたのは「靴」ですね。 昨年の誕生日にランニングシューズを頂いたのですが、その軽さに感動しました。 まるでスポンジを履いてるような軽さですが、クッション性も良くソールは反発するような感じで足が軽快に前へ出ます。 「いや〜これは朝ランしたくなるな」とか思いましたが、今も特に朝ランとかしてません。笑 (シューズは履かせてもらってますよ) 他にはノートパソコン。 これもどんどん薄く軽く

          イノベーション 〜その9〜