市場規模の論理
大型ホームセンターなどのペットコーナーにある「ドックフード売り場」に行くと、その種類の豊富さに驚いてしまいます。
近年ではドックフードも「専門化」してきていますね。
以前は、大型、中型、小型犬用のフードで、ビーフ、チキン、ポークくらいの分類でした。
それが今では「◯◯専用フード」だけでなく「7歳以上の◯◯専用フード」や「体重管理」というようなフードまであります。
これは市場規模の論理です。
上記の例で例えると
ペットフード>犬のご飯>大型犬・中型犬・小型犬>◯◯味>◯◯犬専用>7歳以上>体重管理
この様に、市場規模は絞り込む事により当然小さくなります。
しかしながら、絞り込んで「専門性を高める」事により、7歳以上のチワワにおいてはNo.1商品となりえる可能性があるのです。
※現在ではこの年齢別も細かく分かれてきましたし、犬種別の専用フードも多く見かけまるようになりました。
《市場規模》とは一見小さくなるように見えても、そのマーケットにおいて1番であるならば、実質の市場規模は大きくなると言えます。
この考え方は頭にいれておきたいですよね!
『No.080』で記述したレモンサワー専門店などもこの《市場規模の論理》にかなった例だと思います。
・肩こり専門のマッサージ店
・熟女専門キャバクラ
絞り込むならとことん絞り込む!
私ならレモンサワー専門店にビールなど他のアルコールは一切扱いません。
専門性を高めてターゲットを絞り込み「◯◯ならウチに来い!」と言える何かでそのターゲットを狙い撃ちし、その分野では他の追随を許さないNO.1を獲得するのも面白いかもしれませんね。
その市場規模は逆に広がる可能性があります。
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