【ミャンマー】死ぬかと思った食中毒。保険の安心感はすごい。

【バガンからインレーへのバス移動】

ミャンマーは旅仲間と2人で10日間ほどの旅をしました。
これはバガンからインレーへの移動の日の話です。

長距離バス移動…
どの国でもやはり大変なものですが、
ミャンマーは特に大変だったような気がします。

・長距離バスは冷房が効き過ぎていて
いつも凍えそうになる。

・ミャンマーカラオケが爆音で流れている。
うるさくて寝れない。

・現地人がギュウギュウに乗ってくる。
荷物を詰め込むので通路はものだらけ。

・突然車内でタバコを吸うおじさんがいる。
え?喫煙OKなの?

という過酷というほどでもないけど
決して快適ではないバスの旅。

乗客の中にイケメンを探す、
といった些細な楽しみを見つけながらの長旅でした。

【ランチはChicken Noodle with Egg】

最悪だったのはランチ休憩。

休憩30分と言われ急いで麺を注文したのに、
待てど暮らせど料理が来ないんです。

そして25分後にやっと出てきたチキンヌードル。

しかしやっと食べ始めたと同時に
バス運転手にクラクションを鳴らされてしまいました。

これは世界中でよくある
「バス出発するから急いで乗れ!!」の合図です。

ひどい。ひどすぎる。
しかもこれで15000チャット(150円)は高すぎる。。。

悔しいのでせめて麺と汁は置いといて
鶏肉と野菜と卵だけでも!!!
と具だけを食べて急いでバスに乗り込みました。

【真夜中に突然の腹痛!嘔吐!下痢!】

その夜、旅仲間と翌日の湖観光について
いろいろと話し合っていると
突然激しい腹痛に襲われました。

なんだこれは!?
と焦りつつも嫌な予感がしたのでトイレに駆け込み、
胃の中身を全部自分で吐き出しました。

食中毒発症です。

お腹はグルグル鳴って水下痢が止まらず、
寒気もしてきて震えが止まりません。

宿のスタッフがそんな私を見るなり、
言葉が通じないのに非常事態を察してくれて
大量の布団と謎の薬を持ってきてくれました。

なんて温かい国なんだミャンマー。
ありがとう。

しかし重ねても重ねても温かくない固めの布団。
日本の布団のハイレベルさを痛感しました。
すばらしいです。ジャパニーズクオリティ。

と、そんなこをを考える余裕は当時は皆無でした。

熱はどんどん上がって、
身体のだるさは増すばかり。

「どうしようどうしようどうしよう」
と私は内心焦っておりました。

翌朝の湖ボートツアーは予約しちゃってるし
ヤンゴンからバンコクに戻る便も予約しちゃってる・・・。
旅の予定はもうずらせない。。。

あの時バス休憩所で食べた麺だな…
具だけは食べてやろうと
食い意地を張ったばっかりに…

何が悪かったんだろう。

ちゃんと火が通った温かい麺だった…

あ。

タマゴ。。。

そういえば半熟でした。

「大丈夫かな~」と思いつつ
気づいたら食べちゃってました。
そう、これが半熟卵の魅力の恐ろしさです。

あの時、半熟の誘惑に負けた自分が悔やまれる!!!

【翌朝病院にいくことを決意】

腹痛、下痢、嘔吐、発熱、悪寒…
食中毒の症状と戦いながら数時間…

これが真夜中じゃなければ病院に行ってましたよ。
海外旅行保険付帯のクレジットカードを持ってましたからね。

こんな時のためにやはりカードは必要だし、
安心感がすごくありました。

「明日の湖ボートツアーは諦めて
大きな町に出て病院に行こう。。。」

そう心の中で決めました。

そして熟睡できるわけもなく朝になり、
顔を洗ったり歯を磨いたり、
病院に行く身支度をしていると、

「あれ?調子がいい。」

治ってました。

たった一晩でサルモネラ食中毒に勝ちました。

【勝因は過去の経験に基づく早めの対処】

・異常を感じた時点ですぐに吐いて胃を空っぽにしたこと
・その時一緒にいた旅仲間がナースだったこと
・宿のスタッフさんがいろいろ協力してくれたこと
・たまたま持ってた抗菌薬などを飲んだこと

これが功を奏したのでしょう。
なんと翌朝からの湖ボートツアーに参加できました。

ほんとに我ながらすごい回復力でした。
前日はあんなにゲッソリしてたのに。
若さ。。。ですかね。。。(今はもうムリ)

旅先では何があるかわかりません。
私のように半熟卵の誘惑に負ける事があるかもしれません。

私は運よく自力で回復しましたが、
こんな時はすぐに病院に駆け込みましょう。

クレジットカードに海外旅行保険が付いていれば
海外で病院に掛かった費用を補償してくれます。

大きい病院ならキャッシュレス(支払なし)で治療してもらえます。

小さな病院でも診断書や領収証を発行してもらえば
後で保険会社に請求することができます。

海外の治療費はかなり大きいです。
何百万もかかることがあるそうです。

もし保険がなかったら…と思うと怖いですよね?
海外旅行では絶対に保険に入ることをおすすめします。

海外旅行保険も高いな~…とお悩みの方は
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確認して自分の旅に合ったものを選びましょう!

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