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Princess will be coming!【妊娠16週5日】

周囲から日本への里帰り出産を推奨される。
でも、私はホーチミンで産む気でいる。
周囲の推奨は、もちろん母子の安全を心配してのことだから、大丈夫という情報を集めなくてはいけない。


ということで、いろいろ先生に話を聞くべく、はじめて夫も一緒に産婦人科に行くことにした。
エコーで赤ちゃんが動いているのを見るのは楽しいので、一緒に行けるのは嬉しかった。

診察室に入ると、先生に「性別を知りたい?」と聞かれた。
ベトナムの産婦人科では、日本では賛否あるNIPT(新型出生前診断)を皆受けることになっていて、私も受けていた(拒否することはできたかもしれないけれど、次はこの検査だからと言われて、流れで受けた。この検査に関する個人としての意見は定まらず……)。

その検査の数値で性別もわかるのだが、ベトナムの法律上、性別を検査結果に表示してはいけないので(女の子だったら堕胎するという文化があったからだという)、受け取った結果の性別欄は空白になっていた。

外国人からはよくリクエストがあるから、数値を見ればわかるので、希望すれば先生が教えてくれるのだという。

性別については、夫と「どっちだろうね」とよくわくわく話していたので、「ぜひお願いします」と答えた。

どきどきしながら聞いた結果は、女の子だった。どちらがいいと思っていなかったし、なんとなく意味もなく男の子かなぁと思っていたのだけど、“Congratulations! Princess will be coming!”という先生の言葉が、とても嬉しかった。

 
里帰り出産関係については、産後のケアや小児科との連携のこと、先生は毎月1~2人日本人のお産を担当しているということなどを聞けて、大丈夫そうだなと思えた。

 
帰り道、夫と華人地区で飲茶を食べた。

大きな海老餃子と、少しベトナム風の黒い焼きそばを食べながら、どんな女の子になるだろうか、どんな名前にしようかと、わくわくと話した。

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