セルラ伊藤

「絶対忘れるな」というラップグループで活動しているセルラ伊藤です。 http://zws.strikingly.com/

セルラ伊藤

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  • 絶対忘れるながやめられない

    普通の会社員たちがラップグループとしてCDを出す話

  • やめられないものたち

    やめられないシリーズ。「絶対忘れるながやめられない」以外

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ラッパー、オオゼキへ行く。

思えば「スーパーを選ぶ」ということを人生でしたことがなかった。 最大にして唯一の優先事項は「近所にあるかどうか」。 まずもって重い食材たちを家まで長時間運ぶのは大変だし、「なんとなく体によさそうなもの」を選ぶのなら通販や自然食品店でそれなりのものを買えばいい。そんな風に思っていたので、正直なところ"いわゆるスーパー"だったら近いのが一番、その他は営業時間や価格以外、ほとんど差がないと思って生きてきた。 オオゼキを知るまでは。 もともと自分のオオゼキへの認知レベルは「下北沢

    • 「オオゼキラップ」音源発売しました【歌詞あり】

      こんにちは。セルラ伊藤です。 さかのぼること2019年4月。 初めてスーパーの「オオゼキ」を訪れた感動をこのnoteに記してから、早いもので2年が経とうとしています。 このnoteの最後のほうでわたしはこのようなことを述べていました。 しかし自分の中に沸き立ちはじめたオオゼキへの気持ちは無視できない。これからオオゼキのことをもっともっと知ることができたら、差し出がましい妄想ではあるが、ラッパーのはしくれとしていつか「オオゼキラップ」を発表したい(書きながら「衝撃」「持つ

      • 絶対忘れるながやめられない 23

        前回のお話はこちら。 2017.2.1 私事だが、BAYCAMP出演から5日経ったところで誕生日をむかえた。 深夜、酔った勢いで見るからにハイカロリーなやつを一人でたいらげたあと寝落ちして誕生日を迎えたことには触れないでおくとして、そのとき食べたセブンイレブンの台湾丼(正式名称は「にんにくが決め手!台湾丼(旨辛肉そぼろ)」)が本当においしかった記憶がある。酔ってたけど。この時以来店頭で見てない気がする。復活を切に望む。 台湾丼の話題だけで200字も使ってしまったが、その

        • 絶対忘れるながやめられない 22

          前回のお話はこちら。 2017.1.28 朝まごうことなき晴天で迎えたBAYCAMP当日。 総合プロデューサー、青木さんも期待に満ちたツイートをされていて、気が引き締まるとともに胸が高鳴る。 胸が高鳴… ん? んん? なぜ総合Pが全体向けにツイートしたタイムテーブルの中で、我々と同じく「がんばれデモテープ」でベイキャン進出を果たしたthat's all folksの出番のところだけラインが引かれ可愛いキャラクターが貼られているのだろうか…(ぜわすの隣にも可愛い犬がいる

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          前回のお話はこちら。 2017.1.7 運命のオーディション翌日。 that's all folks さんと共にBAYCAMP出場権を得たぜわす。出演できることそれ自体への喜びもひとしおだったが、それとは別にメンバー内で大変喜ばしいことがあった。それは… アルバ伊藤さんの解禁である。どういうことか。アルバさんは実は、自分が「絶対忘れるなのメンバー・アルバ伊藤」であることをこれまでずっと周りに公表していなかった。オタク活動を通じてたくさんの仲間がおり、恋汐ふぁみりの長男とし

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          絶対忘れるながやめられない 20

          前回のお話はこちら。 2017.1.1 謹賀新年。 セルラは福井の寺で鐘をついていた。 志賀さんは仕事の都合で元旦なのに実家に帰れずごはんを食べる人を探していた。 新年早々迫りくる、BAYCAMP出場をかけたがんデモのオーディションライブ。 2017.1.3 しかし。 目前に迫っているというのにぜわすはこんな状況だった。

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          前回のお話はこちら。 2020.12.9 突如として発表された企画「BAYCAMP × がんばれデモテープ ~ お願いBAYCAMP!公開オーディション!」。それは「でっかいフェス出てビール飲みたいの」という貫地谷翠れんの、そしてフェスというものに一度も出たことのない我々ぜわすの夢が叶ってしまうかもしれない一大イベントだった。 インターネット上に最新アルバムのほとんどの曲をアップしてしつこく応募をつづけた甲斐あって無事一次審査を通過できた我々だが、1つ問題があった。メンバー

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          前回のお話はこちら。 2016.12.2 パーフェクトミュージック主催のオーディション番組「がんばれデモテープ」、前回のぜわす紹介時の後半にこんなやりとりがあった。 劔さん「このMVだって、そこそこ時間も予算もかかってますよね。また次回もおんなじようなの作るってやってたら大変だよ。天野さーん、天野さんのせいでこの人たち仕事やめちゃうかもよ」 パーフェクトミュージック天野さん「重いなーw」 張江さん「人の人生を狂わせてる可能性がありますよ」 一同「がははははは」 「がはは

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          前回のお話はこちら。 2016.10.31 パーフェクトミュージック主催のオーディション番組、「がんばれデモテープ」初回でありがたく紹介された際、張江さんの「また送ってください」というコメントを言葉どおり受け取った我々は次の回にも応募した。「身体の使い方がおかしい」という、出したばかりのアルバム「to the 世間」に収録されている曲だ。アルバムを出したばかりということもあり応募する曲には事欠かない状態だったことが、今思うとラッキーだったなと思う。 そして数日後の「がんデ

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          お久しぶりです。前回のお話はこちら。 2016.9.25 『to the 世間』のレコ発ライブ@高円寺グリーンアップルを無事終えたばかりの我々。あまりに楽しかったため余韻に浸るもなかなかに手厳しいメンバーの一言。 人間そんな簡単には変われない。2020年10月現在、依然として破茶滅茶にエゴサしまくっている我々である。しかしむやみにRTせず、基本「いいね」にとどめておけるようになったところに己の成長を感じる。いつか「エゴサしきれないからやめるわ」みたいなしゃらくさいこと言っ

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          前回のお話はこちら。 2016.9.22 初の自主制作アルバム『to the 世間』の発売日。同日、レコ発を開催した。場所は高円寺のグリーンアップルさんというライブもできるカフェバー。 貫地谷翠れんさん作、当日のかわいいタイテ。 出演は2015年の6月に開催した「Tシャツ発ライブ」にも出てくれた4×4=16、後に「平凡」という曲でfeatしてくれることになる清友彦くんのバンド。そして前回の日記でぜわすが絶賛していたUrban Drive Family。 インターネットで

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          台風19号の到来で、多くの人と同様に予定がなくなった。窓にダンボールを貼り、風呂に水をため、米を炊き、とりあえずローソンで酒や冷凍ホルモン鍋を買った。映画を観ようかとも思ったけどニュースはつけっぱなしにしておきたいし、と思って、ローソンで買った「本当に甘くない」という触れこみの「極上レモンサワー」を飲みながらこれを書いている(本当に甘くない。甘くないお酒大好き)。 前回のお話はこちら。 「アイスクリームポップアップトゥギャザー」のMVは公開から2ヶ月で5,000再生、半年

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          前回のお話はこちら。 2016.1.11 年明けから少し経って「アイスクリームポップアップトゥギャザー」という曲のMVが公開された。 曲ができるまでの経緯はここ。 「絶対忘れるなのテーマ」でもMV制作をお願いしたささくんこと佐々木くん(左)に撮影を、彼の友人でセルラも学生時代からよく知るまっちゃんこと松島くん(右)に監督をお願いした。後の「unageek(ウナギーク)」というユニットで、ぜわすとその後も関わってくれることになる。 2015年初夏、本業の合間を縫って来てく

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          前回のお話はこちら。 2015.12.19 DJに益若つばめ、象徴にスモール・ラ・伊藤を迎え入れ、盤石な体制で臨んだ初ライブ。その場所とは・・ ここ、蒲田温泉である。 一階は大田区の名泉「黒湯」に入れる銭湯(信じられないほどお肌がツルツルになるけど信じられないほど熱い)、二階が宴会場になっている施設だ。 最高(※主催さまのfacebookページより拝借いたしました) この日、こちらの二階を貸し切って行われた「心-ON-風景vol.5-爆裂な忘年会」は朝の10時から1

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          前回のお話はこちら。 2015.7 驚くほどいろんな人が着てくれているZWSTシャツ。 その余波は海の外にまで及ぶ。 ある日、なんとイギリス人男性からのご購入があったのだ。 インターネットで「俺の所得は雀の涙」を聞いて我々を気に入ってくれたらしい彼は、ぜわすのロゴTまで併せて買ってくれた。すごい。 しかしセルラが慣れない海外発送でテンパったのか、白いTシャツを買ってくれたのにチャコールのほうを送ってしまうというポカをやらかす。気づいたときにはTシャツは海を渡っており、わ

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          前回のお話はこちら。 (これまでで一番反響があった回でした) 2015.4 とりあえず『絶対忘れるなのテーマ』『ABCじゃなくGHI』『アイスクリームポップアップトゥギャザー』の3曲のミックスとマスタリングが出来た。ということで 「CDを出そう」 「でも大丈夫かな・・・」 「不安・・」 「何しろ無名だからね」 「大丈夫!Tシャツかわいいし、CDはオマケだもん!」 「万次郎さんは元気だなぁ」 といった会話(意訳)を経てわたしたちが選んだはじめてのリリースの形は 「CDがつ

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