皆さんこんにちは！
みなさんがなりたい自分になれると嬉しい！元アナウンサー・1万人スピーチコーチの松尾由紀子です！
月曜日からヒアリングをする時のポイントについて連続でお伝えしていますが、いかがですか？
・水曜日は話を聞く時のメモは、グルーピングで関係性をまとめながら聞く
「早速やってみたよ！」と言う方がいたらとっても嬉しいです。
今日はヒアリングシリーズ４日目、
【沈黙は金】
沈黙を味方につけると相手との心の距離がぐっと近くなる、というお話をします。
皆さん、オンラインでお客様と話しをしていてシーン…となってしまった時、ありませんか?
そんな時、皆さんはどんな気持ちでしょう。
きっと、
「どうしよう話が続かない。。。」とか、
「あぁ、何か言わないと。。。」と、
ちょっと焦る気持ちになりませんか？
ずっと話している状況じゃないと相手は不安なんじゃないか、と私たちは思いますよね。
この考え方、大きく変えてください！
沈黙ってものすごく大切なんです。
必要なんです。
沈黙って【金】なんです！
では、この沈黙の間に相手の頭の中で何が行われているのか、
ということを考えてみましょう。
実はこの【間】、シーン…としている沈黙のあいだ
相手は一生懸命考えているかもしれないのです。
一生懸命、私に分かるように言葉を探してくれているかもしれないのです。
ですから闇雲にその時間を奪おうとしないでいいんです。
人は、このシーン…としている間を受け入れて待ってくれている人、自分の考え方や自分の話すスピードに合わせてくれる人の事を、非常に心地よく思うのです。
これを【ペーシング】といいます。
自分の話すスピードと相手の話すスピードが合ってきたとき、
双方は非常に心地よく感じて会話が弾んでいくんですね。
ですからシーン…となった時、もう焦らなくて大丈夫！
「今、話したことを考えてくれているんだな」
「今、言葉を見つけようとしてくれているんだな」
という風に、相手に考える時間を与えてあげましょう。
そして言葉が出るまで待ってあげましょう。
待ってもらった、という安心感で、相手から次の言葉がどんどん出てくる、こういうことも生まれるのです。
また、この沈黙の時間は、実は自分が話す時も大変効果があるんです。
相手に持って帰ってもらいたいキーワードや強調したい言葉の直前に
「沈黙（間）」を1秒入れてみてください。
相手は「ん？」と思って耳を傾けてくれます。つまり興味をひくことができるんです。
例えば、
「そんな時はたった一つのことをやるだけでいいんです」
「なんだと思いますか？実は…（間）…●●するだけなんです」
と、こんな具合です。
今日は、【沈黙は金】
シーン…としている事を味方につけて、
相手との心の距離を狭めましょう、というお話をいたしました。
シーン。。。とした沈黙はもう怖くないっっ！ですよね^^
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