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【コミュニケーション】を深堀り! 7/8部作

皆さんこんにちは!
みなさんがなりたい自分になれると嬉しい!元アナウンサー・1万人スピーチコーチの松尾由紀子です!

さて、全8部作でお送りしているコミュニケーションを深堀り!第7弾の本日のテーマは、

⑦ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化

についてお話ししていきたいと思います!

前回の記事で

日本語特有の話し方に問題がある

1、相手の理解度に依存する

2、話の内容が連鎖的に変わる

3、話の展開が予測できない

というお話しを致しましたが、今日は

なぜ、これらの問題が起きてしまうのか

を詳しくお伝えしていこうと思います。


日本人はコミュニケーションが下手なのでしょうか?

これについて、アメリカの人類学者Edward.T.Hall は

自身の著書 “Beyond Culture” で

【コミュニケーション能力の優劣の問題】というより

【文化的なコミュニケーションの違い】であるという事を

次のように解説しています。 

1、ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化

彼は文化の違いを定義する言葉として、

「ハイコンテクスト文化」と「ローコンテクスト文化」

というものを用いています。

 ここでいう《コンテクスト》とは

コミュニケーションの基盤であり【文脈/背景】などを指します。

ハイコンテクスト文化ではこれらの共通性が高く、

ローコンテクスト文化ではほとんど共通点を持たず、話し手と聞き手の間の暗黙の了解が少ない環境となります。

●ハイコンテクスト文化

長い間共有してきた経験を持っている。

関係性を重視し、人とのつながりというネットワークが代々受け継がれていく中で、コミュニティーのメンバー間でコンテクストがどんどん共有されていく。

➡言わなくても察することができる

●ローコンテクスト文化

それぞれが別々の歴史、言葉、バックグラウンドを持っている。

共通のコンテクストをほとんど持っていないため、メッセージを伝えたいと思ったら、あいまいな表現を避けて、言葉でできるだけはっきりと明快に伝えないとならない。

➡分かっていることと分かっていないことを伝えるのは当たり前

2、日本人同士ならわかりあえる⁉

私達は【通じること】に慣れてしまっていると言えます。

ハイコンテクスト型のコミュニケーションは

コンテクストを共有した者の間でしか成立しない

という事を頭にいれておかなければなりません。

親しい友人、長年一緒に働いている職場の同僚、

同じような情報や知識を有している人だからこそ話が通じやすいのです。

ところが、初めて会うお客様や全く違う分野の人には

一から十まできちんと説明することが求められます。

相手に行間を読んで汲み取ってもらおうとしている自分を自覚して、真意をはっきりと口にする習慣を身に付ける必要があるのです。

聞き手の理解度に依存する伝え方から、話し手の責任を意識する伝え方にシフトしましょう。

本日は以上となりますが、明日はより皆さんが実践しやすいように

⑧論理的でわかりやすい話にするには

について解説いたしますね。

全8部作でお送りしている【コミュニケーション】を深堀り!シリーズも次回で最終回となります。

どうぞお楽しみに!

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