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スタンフォード大学で「Women’s rights」をテーマに講演をさせていただきました

先日、すごく貴重な機会をいただき、スタンフォード大学のプログラムでゲストスピーカーとして講演をしてきた。

SPICE(Stanford Program on International and Cross-Cultural Education)という全世界の学生を対象としたプログラムで、グローバルで議論されている社会問題や国際問題、起業やダイバーシティについて、英語で学ぶことのできるオンライン講義である。

日本でも数多くの学校と提携して講義を提供してきており、今回は西武学園文理中学・高等学校の30名の生徒さんたちに対して、「Women’s rights」を軸に60分のレクチャーを持たせていただいた。

以前インタビュー協力させていただいたNikkei Asiaの記事を見て連絡をくださったようで、反響の大きかった記事だと伺える…!

今まで講演は何度もさせていただいたが、英語で60分のレクチャーを持つのは初めて、かつ「Women’s rights」は私の中でもあまり話し慣れていないエリアだったので、自分の過去の経験・意見をまとめるのにも、とてもありがたい機会だった。今日はどんなことを話したのか、また中・高校生の生徒さんの実際のフィードバックについてまとめてみたい。

今回のレクチャーは、コンテンツをまとめるのにかなり苦労した。以前の下記の記事にも書いたように、ジェンダーが理由で理不尽・不愉快な思いもしてきたのだが、何となく心にあるモヤモヤとして留まっている限りで、どう感じたか、どう乗り越えたかについて、どのように言語化したらいいのかわからなかったのだ。

しかし、全12人のゲストスピーカーを招いて、様々な視点からレクチャーを行うとのことだったので、「Gender Gap Beyond Data」をテーマに、セオリーよりも、私の経験からの学びを伝えることにした。この記事では、実際のレクチャーで伝えた「Lessons Learned from Experience」についてまとめてみたい。

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