見出し画像

やる気スイッチ#59

この5年間、毎日寝かしつけをしている。

夫は寝かしつけができない。
というか、子供たちが19時〜20時には就寝するので、夫が帰宅したときには既に夢の中だ。

なのでできないというのは、現実的に無理だということ。
幸にして、寝室に行けば長くても1時間以内には2人とも寝てくれるので、寝かせることに関してはさほど苦労はしなかった。生後5ヶ月からベッドに寝かせて添い寝すれば寝るというスタイルだ。

ちなみに5年間の寝かしつけをして実感するのは、寝たフリもしくは本当に寝てしまうのが最も効果的な寝かしつけ方法だと思っている。
ちょっとでもスマホを触っていたり、もぞもぞするとなかなか眠りにつかない。
センサーかなにか付いてんのか、ってほど敏感だ。

わたしは自宅で育児をしているので、仕事ができるのは夜のみだ。
なのでどうしても疲れているときには、1時間後にアラームをセットして本当に寝る時もあるし、寝たふりをする。

うっかり寝てしまった、ってことはほぼない。
多分、わたしの中で夜に仕事があろうがなかろうが、書斎に引きこもるひとりの時間が大切だから起きるのだと思う。

とはいえ、そこから"起き上がる"のはなかなかキツイ。
「あーこのまま眠ってしまいたい」
と思う時も、多々ある。
結局起きるが、気持ちとしてはそのまま寝てしまいたいと思っている。

夜になってそのまま仕事に取り掛かることができれば良いんだろうけど(昼間に仕事をするのがベストだけど)、一度ベッドに横になって電気も暗くして寝るフリをすると、一日のスイッチを消したようなシャットダウンしたような気持ちになる。

パソコンを一度シャットダウンして起動すると、なかなか立ち上がらないあの感じと同じ。

昼間に子供と外遊びした日はもう体が鉛のように動かない。
なので次男がお昼寝をするときには、それも一緒に寝たフリをしなければならないので一緒に寝る。そこで仮眠をとっていれば、夜に寝落ちすることはない。

最近は、ありがたいことに音楽制作のオーダーの依頼をよくいただく。
「起きなければ」というより「起きて早く作りたい」という気持ちがより強くなったので、子供たちが寝たらすぐに運動して書斎へ行く。

「〜しなければ」、という思うより「〜したい」という気持ちが大きく行動を変えた。
一番の敵は自分自身なのだと、最近より強く感じている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?