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曇りの日は、なぜだかパンが焼きたくなる〜簡単おいしいパンのレシピ〜

今日のような曇り空の日には、なぜだかパンが焼きたくなります。
湿度のせいなのかな。
以前、ちらっと書きましたが、巣ごもり生活が始まってパン焼きがすっかり日常になりました。
同じような人が多いようで、スーパーの棚からは粉類が消え、専門店のネット販売でも数量制限が。

ずいぶん前ですが、パン焼きにはまった時期がありました。
仕事を辞めて料理の道に進むと決めた20代後半の夏。
会社に行かない、平日の昼間の時間が、新鮮で、贅沢で。
料理教室に通ったり、手の込んだ料理に挑戦したりしていました。
パン作りもそのひとつ。

当時手にしたのが、「堀井和子の1つの生地で作るパン―私のパンのおいしいレシピ」でした。
堀井和子さんは、雑誌Oliveを読んでいた中高生時代から、憧れの存在。
基本のシンプルな丸パンのレシピがあって、その応用でいろんなパンを、という書き方になっていて、私にはとてもわかりやすかったんだけれど、今、ブックレビューを読むと、わかりづらい、という人も多いようで。
基本がわかれば応用が効く、という点で、私にはストンと腑に落ちる、レシピ本でした。

夏だったこともあって、干しぶどうから酵母をおこしたり、といろいろとチャレンジしたのですが、コートが必要になってくる頃には、自家製酵母の元気が無くなってきたのと歩調を合わせるように、私もパン熱も冷めていき……。
その後は日本料理の専門学校に入学したこともあり、すっかりパン焼きからは遠ざかっていました。

東京には美味しいパン屋さんもたくさんあるから、いろんなお店のいろんなパンを食べたい!というのも大きな理由ですね。出かけたついでに、あのお店の、って感じで。

noteでも記事にしましたが、4月の初めに「料理リレー2020」という企画で、私にバトンを回してくれたのが、パンの先生である吉永麻衣子さん
彼女が紹介していたのが、「ドデカパン」というパン。
私が知ってる今までのパンのレシピに比べるとあまりにシンプルで、作ってみたら、本当に簡単で、しかも美味しかったのです。

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上の写真は、初回のパン。焼く前、ほわほわの生地。

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焼き上がりは、こんな感じ。割れ目もあって不恰好ですが、味はバッチリ。
売り物でもないし、おうちごパンはこれで十分、いや、上出来でしょう!

それからは、3日1回はパンを焼くように。
生徒さんにも紹介したら、作りました、という方が続出!
私に報告してくれた人だけで10名はくだらない。
みなさん、どんどん自己流にアレンジして、「我が家のごパン」を気軽に焼いているようで、私までうれしくなっています。

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ナッツやドライフルーツをたっぷり入れたねじねじパンもお気に入り。

麻衣子さんのドデカパンの作り方はネットで公表されています。
動画もあってわかりやすいですよ!
https://yoshinagamaiko.com/dodecapan/
*麻衣子さんには掲載の了承をとっています。

ちょうど料理通信6月号のパン特集にも掲載されていました。
おうちで焼いたドデカパン、ハッシュタグをつけてインスタに投稿すると、「料理通信」誌の定期購読1年分が無料になる企画も7日からスタートしたようです。気になる方はチャレンジしてみては?

私のレシピではありませんが、よいものはシェアしたい!
ということで、今日は最近お気に入りの麻衣子さんのパンのレシピとパンのお話でした。


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