見出し画像

リーキと牡蠣と百合根のグラタン。|リーキの行方9

当初、昨日の「リーキと生ハムの炊き込みごはん」の後に載せていたこちらのグラタンですが、独立させてあげて、という声をいただき、リーキの行方9に。

リーキのグラタン再び!ですが今回は、牡蠣と百合根も加えて、白味噌を加えた生クリームソースでちょっと和風にしてみました。最後に柚子の皮を削って。

画像3

ちょっと百合根の縁が焦げてしまいましたが、これは魚焼きグリルを使ったため。オーブンを使えば、焦げることもないと思います。

白味噌グラタンは、拙著「おうちで喜ばれる にほんのおかず」にも牡蠣とホタテ貝柱バージョンで登場しておりますが、我が家の冬の定番。
生徒さんにも人気です。

画像3

あとはほうれん草とじゃが芋入りの卵焼きとみかんのサラダ。

画像3

締めに南瓜のニョッキの残りにスモークサーモン入れて、タカラのカチョとブルーチーズを少し加えたクリームソースで。

前回は、ニョッキにフォーク目を入れていましたが、あら、私こんなの持ってたのに。

画像4

イタリアのお土産でいただいたもの。パスタ生地をここに押し付けて溝作るのよ、って。
このおかげで、溝がしっかり、くるんと巻いたような形になって、ソースの絡みも良くなりました。

グラタン、夫が気に入ったようなので、簡単よ〜!と、ざっと口頭で説明しました。
リーキは輪切りにしてオリーブオイルで蒸し焼きにして、牡蠣は霜降りにして、百合根は塩茹でして、それを耐熱皿に並べて、白味噌と生クリームを混ぜたものをかけてグリルで焼くだけ、と言ったら、「それぞれ別に下ごしらえするんや……(手間かかるやん、のニュアンス)」と。
そっか、これは簡単とは言わないのか……。
まあ、生のまま並べて焼くとなると、オーブンならできるかもしれないけれど、牡蠣から水分は出るし、リーキがいい感じになる頃には牡蠣に火が入りすぎるし。
やっぱりそれぞれ下ごしらえした方が美味しくなると思うのよね。

ここで「簡単」という言葉の捉え方について考えてみました。
FBで友人が「簡単」=「手抜きができる」と考えがちだと指摘してくれました。
私の「簡単」は作業が難しくない、という意味で使っているのかも。
一つ一つの作業はシンプルで、不器用な人でもできる。
このグラタンだと下ごしらえさえしておけば、器に入れて5分も焼けば完成。
家族の帰宅に合わせて、すぐ出せる。

下ごしらえに関しては、急がば回れ的な考えかな。
それを面倒がったら、後で後悔するよ、って感じで。
実はそれが一番嫌なのです。
あーすれば良かった、こーすれば良かった、と後で思うのが。
食材に対しても、美味しく食べてあげられなくてごめんなさい、と申し訳ないし。
下ごしらえまでしていたら、いろんな料理に展開できますしね。

料理の「簡単」に関しては、普段から料理する人、しない人によって、捉え方は全く違いますよね。
私の「簡単」はそう簡単でもないのだ、ということは肝に銘じておかないといけないなあ、と。(わかってたつもりだけど)
たぶん、まれに凝ったカレーも作ったりする夫の言葉だけに、ちょっとショックだったのでしょうね。

さて、いろいろ楽しんだリーキも残り1本。
最後は……あれにしよう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?