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「ハイヤーセルフ・ジャーニー〜旅で癒されるココロ〜」39 奈良編 吉野へ⑥

奥千本・上千本・中千本と吉野山の桜を🌸巡る旅は続いてきました。それぞれのエリアごとに様々な顔を見せてくれました。今回で吉野の旅は終わり。どんな顔を見せてくれたでしょうか。

夕方になり、日が落ちてきました。金峯山寺を出て吉野駅をめざします。

親切な女子高生に15分間充電器を貸してもらい、かろうじてスマホが生き残りました。

まだ不安でした。お土産屋さんで電源を貸してもらえたらと思い、立ち寄りました。当時、まだケーブルも持ち歩いていなかった私は電源はあっても差し込み口が違い、充電はできませんでした。(後日、持ち歩き用のケーブルをすぐに買いました)

そこで、桜の🌸ソフトクリーム🍦食べました。一日中歩いて、体が疲れていたので、甘くて、冷たいのが体に沁み渡りました。


桜のペーストも入っていました。香りもほんのりして五感で桜を味わえました。美味しかった😋✨

薄暗くなってきました。

お店を出て、駅へと急ぎます。

この辺りは下千本というエリア。標高も低くなり、桜はほぼ満開を迎えています。

沿道には桜の木がずっと植えられ、見渡すと山々は桜のピンク色。



ライトアップされているところもあります。

黄昏時でだんだん暗くなってくるのと、ライトの光、ぼんやりと桜の🌸花が浮かび上がる感じ。

桜の花は無数にある。幻想的で、まるで夢の中にいるよう。



幽玄という言葉が私の頭に浮かんできました。

夢と現実のはざまを彷徨っている感覚でした。

これも山全体が桜の木で覆われている吉野ならではの光景でしょう。

私はその雰囲気に溶け込むような感覚になっていました。

吉野駅に着いた時にはもう暗くなっていました。暗くなった吉野駅も良い。

私が電車から駅に降り立った時には燦々と日が降り注いでいました。

吉野山、桜を🌸巡る旅は7時間に及びました。

3日間を7時間に凝縮したような感じ。それくらい濃密な時間を過ごしました。

私にとって大切な経験がまた一つ、旅によって積み重ねられました。

スマホの充電は吉野駅の駅員さんに頼んだら「電車が来るまで携帯預かって充電しますね」と言ってくださいました。

十分充電したスマホで奈良市まで安心して帰ることが出来ました。

こうして人の親切に支えられて、生きていけるんですね。ありがとうございます😊

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