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ただの日記

温泉行って大掃除ちょこっとして(今頃)Webtoon読んでて今猛烈に眠いです。それだけなんだが。知人の漫画家さんに教えていただいたWebtoonすごい面白かった。女性へのDVや差別がメインの話だったんだけど。絵も綺麗というかコマ割りもセンスがあって綺麗でねー。うっとりでしたわ。

別になにも変じゃない。面白い。面白いんだが。

少女漫画は、多くの少女たちの中からちらほらと、自分と同じような少女に向けて描く人間が出てくる。立ち上る煙のような、香りのような文化だ。マーケティング分析と企画から生まれてくるのが当たり前の文化とはやはり異質な気がするんだよな。ネトフリだってハリウッドだって面白いんだけど。

そのことを考えると、自分は周囲と同じなんだろうか、と思う。もうとっくに周囲とは異質な気がする。自分が特別というわけじゃなくって、とにかく異質で混ざれないかんじがしている。それとも、みんな自分が異質だと思ってるんだろうか。ものを書くこともそうだけど、描くことって、自分を作ることだな。作ったり、傷を舐めてたり、誰かと共鳴していたり、なにか大きなものと溶けて安心していたり、大人の女に成るためにもんどり打っていたり、女であることを拒んだり、とにかく、なんかやっている。奥のほうで。

Webtoonはそういうのが無いんだ。

だからつまらないというわけではない。ただ、自分や社会の表象になるような表現とはなんか違うなやっぱり。逆にそっちのほうが楽な気もする。奥をひきずっていないからだ。自分の身ひとつだけでなく、自分の足元の深いところから、自分の頭の遥か上空まである、なにか大きいものを動かしていないから。

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