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変な感想なんだけど、統一教会ひとつとっても、ほんと国内の話ではない。

国際情勢、だ。

あのカルト、外資のコングロマリットだしな。

どっかで読んだんだけど、もうずっとこれからはこんなかんじでぼんやり世界大戦が普通、みたいな状況らしい。常時世界大戦が普通、なので、情勢を把握しようとすると、どうしても地球規模だ。しかも、世界大戦って言っても核攻撃や軍事侵攻だけではなくって、経済戦争(基軸通貨)、自由貿易、原油、物流、情報工作、もろもろ関係してきてしまう。関わる要素が広範囲すぎるのだ。だから把握できるひとがすごく少ないかんじがする。新自由主義ひとつとっても、言っても全然伝播しないな、というのは、もはや体質のように、そのひとが国際情勢を大雑把に把握できるか否かにかかってるのでは。

フェミニズムのジェンダー論に似ている、と思う。ジェンダー論って、心理学も社会学も経済学も文学も歴史も政治史も、各種学問横断しないと修められないじゃん。広く浅く知らないと把握ができないので、狭く深いタイプの学者は不向きなのでは。今はジェンダー論には、政治哲学とかアメリカの戦争史とかプロパガンダ史とかも入ってくる。あの、とにかく巨大なもんを大雑把に把握する、みたいなのが、国際情勢を考えるのに、すごく似ている。鳥瞰が、なんらかの形で癖になってるひとしか把握できない。

鳥瞰だから解像度は低いわけ。細かい話をすると間違えてるんだけど、やたらでかいもんを大雑把に把握、が得意なひとは向いてる。私、長編漫画得意なので、国際情勢面白いのそのせいかなあ。

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