見出し画像

12.努力のあとには…

花の女子大生(笑)
浪人生活、受験生活から解放され
大学生らしいことやろうと
サークルに入ったりしてみたけど
なんかちょっと違う…

音大生活も高校の時の授業が
とても充実していたので
なんか…面白くない

夏休み前に友達から頼まれ
トロンボーンの伴奏
これがそこそこ楽しい❣️
未知の曲や先生、楽器との出会い
あぁ〜やっぱり音楽やらなきゃ
そんな風に思いはじめていた
副科でチェンバロも始めたり

実はもう一つ上の選抜クラス
目指して受験していたけど不合格
通常のピアノ科で授業を受けていた
そこも不満の原因…
なにも結果を出していないこと

先生に聞いたら
1年から2年に上がるとき
試験とオーディションをパスすると
転科できる…ということらしい

2年以降のカリキュラムを見ると
魅力的な授業がいろいろある

決めた❣️
まず学期末の定期試験で決まる
オーディション枠の演奏
ベートーヴェンのソナタ 熱情 2.3楽章
ここで10人に絞られる…
…あれ、選ばれちゃった(笑)

実はこのときには
そのあとのオーディション用
まさか通ると思っていなかったので
30分くらいの自由曲の練習を
ほとんどしていなくて💦

いつも綱渡り…
オーディションまで約1週間
でも1週間は意外にも長かった
あの浪人時代の練習が蘇る

そして2人合格…演奏家コース転科

2年生になるとモテたモテた💕
伴奏してくださいと頼まれる(笑)
あ〜肩書きって重要なのね
そんな風に感じた瞬間

様々な楽器との出会い
様々な音との出会いは
本当に至福の時間でした

掛け持ちしすぎて
自分のソロの練習がいい加減になり

2年から3年に上がるとき
あの子はもう一度ピアノ科に戻そうか
そんな教授会の議題に上がったことは
私らしい…(笑)ということで

人となにかを作り上げることの楽しさに
再び巡り合えることができた時間でした

努力のあとには大きなご褒美がきます❣️

…つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?