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思考をクリアにする体のデトックス方法

突然ですが質問です。


牛たちは、何を食べて育っているでしょうか?


答えは、牧草です。


牧草を食べて育った牛たちは
見事に筋肉ムキムキですよね。
でも違和感を感じませんか?
筋肉を作るためには
肉などのタンパク質を
たくさん摂らないといけない。
私たちはそう教えられてきました。

でも牛は肉を食べません。
プロテインも飲みませんね。

私たちはタンパク質を摂るには
肉が必要と思っていますが、
大切なのは
私たちの体が
筋肉などの体に必要なパーツを
作り出す力を高めること、
そして阻害しないこと
なのです。
牛たちが
牧草から自身の強靭な筋肉を
作り出すように。

人は病気になった時、お薬を飲みますが
体が治るのは、お薬を飲んだからではありません。
「自然治癒力」や
「自己治癒力」という言葉を
聞いたことがある方は多いと思います。
これは必要なお薬を
自分の体の中で作り出す力
です。

だから
体が本来持つ働きを邪魔しないこと
本当は一番大切なことです。

内側の働きがクリアになれば
自然と考え方もクリアになっていきます。


それでは、体の働きを邪魔しないとは
どういう過ごし方を指すのでしょうか。

まずは、胃腸を使わないこと。
つまり、食事をしないことです。

胃腸を休めると
消化に必要なエネルギーが
体の修復などに使われます。
その時間に体は
お薬を作ったり
余計なゴミを体の外に出す作業をします。

お酒を飲みながら食べて
すぐ寝る生活スタイルは、
いつも消化や解毒に体が働いている状態。
その他のメンテナンスにまで
到底手が回りません。

人の体は夜寝ている時に
デトックスしています。
特に夜に胃腸を動かさないようにすることで
体の内部は整えられていきます。

また、夜の食事の時に
「炭(チャコールパウダー)」を
摂り入れるといいです。
炭は多孔質な形状をしており
余分なものを吸着して
翌朝外に出してくれます。

私は麻炭を使っています。


そして体の働きを邪魔しない過ごし方の
2つ目は、水を飲むタイミング。

水は臓器を潤し、
要らないものを外に流し出す
作用があります。
老化とは「体の乾き」を指します。
細胞に十分な水分が行き届けば
体の内部も外部も
みずみずしく循環します。

肌の潤いが必要ならば、
まず腸にしっかり水分を届ける
必要があります。

「1日2リットルの水を飲めばいい」と
聞いたことがありますか?
水分をしっかり摂るのは良いことです。
ただ、そのタイミングが大切です。

朝起きた時と、
夕方お腹に何も入っていない時
しっかり水分補給をしてください。

その水は、常温または、
温めたお湯がよいです。

逆に食事の時にたくさん水を摂ると
体の消化に負担をかけることになります。
特に食事の後に
たくさん水を飲むのは避けた方が良い
です。

それは消化の仕組みを考えて見れば
理由が理解できます。
胃は胃酸を出して食物を消化します。
その強さは、胃酸を手にかければ
溶かしてしまうほど。
しっかり殺菌・分解しているから
私たちは健康に
過ごすことができています。

食事の時に水をたくさん飲むと
胃酸を薄めてしまいます。
すると、食べ物が胃に留まる時間が増え
消化に時間をかけることになります。 

食べる時は、満腹にならない程度に
料理だけを食べることが
最も体に負担の少ない食べ方です。

動物は水飲み場に集まります。
その時はしっかり水を飲みます。
食べながら飲む、ということはしません。

人間も同様に、水本来の役割である
体に水分を行き渡らせ、
体内のゴミを外に出すこと
を意識すれば、
スムーズな働きを感じられるでしょう。

胃腸を休めることは、
体の基礎を丈夫に保つということ。

規則正しい生活が難しい方も
週に数日は夜の食事を抜くなどの
プチ断食をするだけでも、
体を休める時間を作れるので
体調に良い変化があります。


POINT

☑︎ 空腹の時間を作る
☑︎ ごはんの時に水をたくさん飲まない
☑︎ 朝と夕方の空腹時に、しっかり水分補給する

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