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5月10日両国門天ホール主催 Electronic duo series at Monten 2024〜01 不可視のかたち~Percussion, Violoncello and Electronics

2024年度両国門天ホールのシリーズ企画に、プログラム企画・構成としてキャビキュリが関わっております。Electronic duo series at Monten 2024と題して5月から7月、月一回のペースで合計三回に渡ってそれぞれ異なるデュオ+エレクトロニクスの作品をお届けします。

第一回目は、チェロに北嶋愛季さん、打楽器に難波芙美加さんをお迎えし、若手からベテランまでヨーロッパで注目の作曲家を取り上げます。アペルギスやアナーセンをはじめ音楽以外の要素を自作に積極的に取り入れている作曲家による、演奏家の自発的な選択と身体性の拡張が求められるプログラムです。

コンサート詳細

【プログラム】
リザ・リム:Cello playing – as Meteorology (2021)
ジョルジ・アペルギス:Cing Pieces (1994)
シモン・ステン=アナーセン:Next to Beside Besides (2003/6)
ジェシー・ブルックマン:Body of Unseen Beings (2016)
エレナ・リコヴァ:You exist. AndIam an illusion (2016)
森紀明 : A Study of Relations II (2023/24)

出演:難波芙美加(パーカッション)、北嶋愛季(チェロ)、佐原洸(エレクトロニクス)
プログラム企画・構成:Cabinet of Curiosities
料金:前売り3,000円、門天会員2,500円、学生2,000円
予約:Peatix
https://peatix.com/event/3884299

【出演者プロフィール】
難波芙美加 / Fumika Namba
岡山県出身。東京藝術大学卒業時、同声会賞及びアカンサス音楽賞を受賞。フランクフルト音楽舞台芸術大学修士課程を修了後は、アンサンブルモデルンアカデミーに在籍し、ManiFeste(パリ)やルツェルン音楽祭など、欧州の主要な現代音楽祭に出演。2019年9月から2020年7月までバイエルン州立劇場フィルハーモニー管弦楽団コーブルクの研修生として、同劇場の公演に参加。4年間の留学を終え帰国し、フリーランスとして首都圏を中心に活動している。これまでにフランクフルト放送交響楽団、ヘッセン州立歌劇場管弦楽団ヴィースバーデン、アンサンブル・モデルン、東京交響楽団に客演。Percussion Treeメンバー。

北嶋愛季 / Aki Kitajima
チェリスト・保育士・パフォーマンスコーチ。アンサンブル・モデルン・アカデミー、ドイツ国立フランクフルト音楽・舞台芸術大学古楽器科修了。現在、放送大学教養学部(心理と教育コース)在籍。 バロックとモダン2 台のチェロによる独奏演奏会を東京、フランクフルト、ミュンヘンで定期的に開催。cresc… 現代音楽祭(フランクフルト/ドイツ) 、ガウデアムス音楽週間(ユトレヒト/オランダ)など 国内外の現代音楽祭や演奏会に出演、同世代作曲家の初演にも多く携わる。即興デュオOKA-ARUKI 、近現代の室内楽曲を発表する「みのりて」、親子向け演奏会を行うciel 各メンバー。www.akikitajima.com

佐原洸 / Ko Sahara
作曲、電子音響デザイン。東京音楽大学、東京藝術大学大学院、パリ国立高等音楽院(CNSMDP)第一課程、第二課程の作曲専攻をそれぞれ卒業、修了。フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)作曲研究員。第29回現音作曲新人賞富樫賞受賞。第82回日本音楽コンクール入選。在仏時より器楽と電子音響のために書かれた作品における電子音響パートの演奏活動を開始。C×C 作曲家が作曲家を訪ねる旅 Vol.3(神奈川県民ホール)、フェニックス・エヴォリューション・シリーズ(ザ・フェニクスホール)などの演奏会に参加し、これまでに約80の器楽と電子音響のための作品の演奏に携わる。SPAC-E、kasane主宰。洗足学園音楽大学非常勤講師。https://kosahara.com

Cabinet of Curiosities / キャビネット・オブ・キュリオシティーズ
現代音楽と芸術を中心とした文化振興を目的として、2021年に設立された現代音楽作曲家によるコレクティブ。芸術創造と教育の環境整備、国内外のアーティストの交流機会の提供を通じて、文化及び芸術の発展を促進することを目的とし、これを実現すべく活動中。国際的な現代音楽シーンの動向を共有するプラットフォームとして幅広い世代に抽象表現の魅力を伝えること、また新しい音楽を通じて文化が身近に感じられる豊かな生活に向けて、定期的に音楽公演の制作やワークショップ・ イベントの開催などを行なっている。メンバー:森紀明、渡辺裕紀子、小出稚子、宗像礼

主催:一般社団法人もんてん
共催:Cabinet of Curiosities
助成:公益財団法人 かけはし芸術文化振興財団、
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】

リザ・リム:Cello playing – as Meteorology (2021)

ジョルジ・アペルギス:Cing Pieces (1994)

シモン・ステン=アナーセン:Next to Beside Besides (2003/6)

ジェシー・ブルックマン:Body of Unseen Beings (2016)

エレナ・リコヴァ:You exist. AndIam an illusion (2016)


若手作曲家のプラットフォームになるような場の提供を目指しています。一緒にシーンを盛り上げていきましょう。活動を応援したい方、ぜひサポートお願いします!