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月額500円で学ぶさっきょく塾マガジン

ノート版さっきょく塾です。この月間マガジンでは、わたなべゆきこのミニ楽器法コラム、ゲスト講師による思考論、対談など、作曲に関するものを月に3記事ほど更新します。現代音楽に興味のあ… もっと読む
このマガジンを購読すると、月に3本程度の現代音楽に関する記事を読むことが出来ます。個別に買うよりお… もっと詳しく
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記事一覧

さっきょく塾マガジン休止のお知らせ

2019年より開始したさっきょく塾のマガジンも3年目になります。読み返してみると、わたし自身の思考の移動のページをめくるようです。 この三年間は、ちょうどコロナが始まる前から2023年の今までの期間にあたっていて、家にいる時間もそれまでより多かったものですから、考えることも考える時間もあって、思考したことをこのマガジンを通してみなさんにお伝えできることを楽しみに生きてきました。 さっきょく塾のマガジンということで、さっきょく塾でやっていたことをまとめたりすることもありまし

Jason Nobleのレクチャーメモ

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3月の考え事

口に出して考えたり、書きながら整理するタイプのようなので、3月に考えていたことを少しここでまとめてこうと思います。小さな駄文エッセイです。

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2023年版欧州アカデミー編➂

2023年版欧州アカデミー編①2023年版欧州アカデミー編②①②に続いて、2023年のダルムシュタット夏季現代音楽講習会の各コースについて書いていきます。第一弾、第二弾は上記のリンク先からご覧ください。 2023年版欧州アカデミー編➂

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2023年版欧州アカデミー編②

2023年に行われるダルムシュタット夏季現代音楽講習会の内容続きです。今年は同年代の若手講師が多いだけでなく、毎年常連の講師以外に新たなコースなども併設されています。

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2023年版欧州アカデミー編①

コロナ禍に入り、それまで定期的に開催されていた現代音楽講習会がオンラインになったり、キャンセルになったり、欧州の音楽シーンも停滞していた数年間。まだまだコロナの猛威は収まりませんが、2023年に入りシーン全体としては動き出しているようです。この記事では、2023年に行われるアカデミーについて書いていこうと思います。 Darmstädter Ferienkurseダルムシュタット夏季現代音楽講習会、2023年は8月5日から19日に開催されます。毎回お馴染みの講師に比べて、アフ

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キャビキュリフェス2022の裏側

キャビキュリ2022 先ず今回のプログラムです。 2021年に開催したキャビキュリフェス第一回目では、一日目にアンサンブル九条山によるピエロ編成(にヴィオラが加わったもの)のプログラム、二日目は室内オーケストラの公演がありました。文化庁のARTS for the future!助成のもと普段より大き目の規模で公演を打つことが出来たため、前からやりたかった室内オーケストラ編成のプログラムを組むことになりました。 キャビキュリ2021 プログラムリサーチと決定方法 そし

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Zihua Tanレクチャーから④

非・場所から人類学的な場所へ 今日世界中の多くの作曲家は、(技術的には)スペクトル音楽を書くことができますが、実際スペクトル音楽というものは1970年代のフランスの中で現れ、学生たちの反骨精神から生まれたもので、まずはじめに技術的にこういったことが可能になったことで、彼らは周波数変調やリング変調などを用いるようになりました。要は、それらは起こるべくして起こったもので、それに適した時と場所があったということなんです。何もないところから音楽が現れたわけでなく、シェルシやリゲティ

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Zihua Tanレクチャーから➂

Non-Place、非・場所 非二元論についてお話したあとに、Non-Place<非・場所>という概念についてお話していきたいと思います。

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Zihua Tanレクチャーから②

先日のZihua Tanレクチャーの続編です。 非二元論とは

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Zihua Tanレクチャーから

さっきょく塾では、毎学期数名海外に住む音楽家のレクチャーを行っています。講師二人が話を聞きたいと思った人たちに声をかけ、その輪も少しずつ広がってきました。 日本にいながら世界で活動する創作者たちの話を聞くことはモチベーションを刺激するだけでなく、外部を垣間見ることに繋がっており、自分自身が知らないうちに囚われていた様々な枠組みを外すきっかけを作ってくれるものだと思っています。それは同調圧力のある日本社会で創作者として活動する上でとても大事なことで、足を縛られた状態で情報だけ

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論文「北インドにおけるカセット産業とポピュラー音楽の序章」をちょい読みしてみた。メモ書き程度に。

Peter Manuelさんが書いた論文の序章を読んでみましたの回です。レコードに変わってカセットテープが出現し、いまや「カセットテープとはなんぞや」の世界線にいますが、カセット出現当時、インドの音楽がその技術によってどう変わっていったか、書かれている論文です。 これ読んでインドの音楽について全然知らなかったということがよくわかりました。そして、いかに普段西洋中心主義、資本主義社会ベースで考えているのか、考えさせられました。以下、冒頭の内容を少しだけ掻い摘んで。 「北イン

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テグ国際現代音楽祭2022レポート➂

引き続き、2022年8月24日から26日にかけて韓国で開催されたテグ国際現代音楽祭についてのレポートを書いていきます。 この記事では、テグ国際現代音楽祭で海外ゲストとして来ていたアンサンブルの一つ、Handwerkのプログラムをご紹介します。

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テグ国際現代音楽祭2022レポート②

引き続き、2022年8月24日から26日にかけて韓国で開催されたテグ国際現代音楽祭についてのレポートを書いていきます。

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