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良い意味で人の心に残りたい。

仕事ってやっぱり誰かのためにするもんだよなと、改めて思った今日の一コマ。

今日は近所の某量販店へ。
とある理由で、少し厚めの紙を探していた。

あるかな、どうだろう、ないかもしれないな…と期待半分、諦め半分で、ありそうなコーナーを探してみるも、やはり見つからず。


近くに店員さんがいた。私は探している物が見つからなくても、めったに店員さんに聞かない方。自力で探したいという思いがなぜか強いが、今日はたまたま近くにいたため、えいやっと聞いてみた。


厚紙ありますか?といきなり聞くのもわかりづらいかと思い、とりあえず「コピー用紙とかありますか?」と。


そうしたら「そこです」とぶっきらぼうな一言が。

確かに近くにはあったのだけど、商品量が多いため、比較的見つけづらい店内で。


その時の表情や口調が「そこにあるんですけど見えないんですか?バカですか?」と言われているように思えてしまって。
とても、悲しかった。

私はあまり腹を立てることが少ないので、被害妄想的に受け取ってるわけではないと信じたい。
本当にそんな感じの印象を受けてしまった。


ささいなできごとだけど、嫌な意味で心に残る。


まあ確かに考えてみたら、そのお店は店員さんの対応どうこうで潰れるようなお店ではなく。
安くて必要なものがすぐ手に入る恩恵を日々受けているわけで、こんな小さなできごとさらっと流すべきだよな、と思ったりもした。


でもさ、そこから考えた。

今回は、嫌な意味で心に残った対応だったけど、逆に良い意味で心に残る対応だってできたんじゃないか。

これは想像でしかないけれど、もし私が話しかけた店員さんがものすごく丁寧に対応してくれて、良い意味で心に残ったら、そういうエピソードとしてこのnoteに登場していた可能性もあるわけで。


もちろん、私のnoteに登場したからってその人には何の得もないけれど、「人の心に残る仕事ができる」ってすごいことだ。


「あのお店よかったな~またいこ!」とまでならなくても、「なんかよかったなぁ」「いい対応してもらって、うれしかったな」と誰かが思えたなら、その人は本当にいい仕事をしていると思う。

小さなことかもしれないけど、仕事のやりがいってそういった部分にあるのかもしれないな、と思った。


大きなことを成し遂げようとしなくていい。

ただ一つひとつのことに、丁寧に。
自分のためじゃなく、誰かのために。
一人でも喜んでくれたらいいなという気持ちを持って。

そうやって仕事をする人が増えたら、それがどんどん循環して、幸せがたくさん生まれる気がする。


私は今回、残念ながら悲しい気持ちになってしまったけれど、だからこそ自分は誰かが喜ぶ仕事をしたいなと、改めて思うことができた。


いつでも自分が出発点。

自分も良い循環の一部を作るつもりで、これからも仕事をする。





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