「読むこと」から、もらっているもの。
noteのタイムラインを見ると、フォローしている方々の最新の記事がずらっと並ぶ。
魅力的なサムネイル画像、惹かれるタイトル。
あ、久々の更新だ!とうれしくなる方も、毎週~曜日と定期的に更新している方も、毎日更新している方々も、それぞれ。
みんな、自分のペースで書いている。
毎日、自分のnoteを更新した後に、みなさんのnoteを読むことが習慣になっている。その日により読むことができる量にバラつきがあるのだが、夜に読む時間はとても楽しみにしている。(昼にタイムライン覗いちゃうとうずうずしちゃう…)
読むと、一人ひとりが感じていること、考えていること、書いていること、本当に様々だなぁと思う。
なるほどー!と明確な気づきをもらえる内容もあれば、読んだ後にほっとしたり、落ちついたり、前向きな気持ちになれる内容もある。
「読後感」がすごくいい内容、というのかな。
以前は、自分が文章を書く時は、読んだ人が何かしら得られるものを書かなきゃいけないと思っていたし、人の文章からも何かを得なきゃいけないと思っていた。
だけど文章の読み方ってそうじゃないよね、と気づいた。
言語化できる、明確な気づきや学びを得なきゃいけないものじゃない。
もちろんそんな文章はとても素敵だけど、そうじゃない文章が悪い文章、というわけじゃない。
自然と笑えたり、かすかに心が動いたり、ポンっと背中を押される感覚になったり、悩んでることに共感できて「一人じゃないんだ」と思えたり。読みながらそうなれる文章って、すごいと思う。
いい文章とは、読む人の心に何らかのいい作用をもたらすものなんだ。
「何かを得なきゃ」と躍起になって読んでいたときよりも今の方が、いい読み方ができている気がする。
力を抜いて、読む。
結果、自分にプラスになっていることは、以前よりも多い。
書くことも読むことも、きっと張り切りすぎていたんだな。
肩の力を抜いて、気持ちゆるりと臨んだ方が、心のままに書くことができるし、心のままに読むことができる。
そういう書き方、読み方でいい。
そういう書き方、読み方をしたいな。
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