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書いた文章はタイムカプセル。ずっと、残り続ける。

その時に感じたことや思ったことをぎゅっと詰め込んで、ふたをする。

そのふたは、開閉可能なふたである。
開けようと思えば、開けられる。


あの時の自分は何を感じ、何を思っていたんだろうと、時々ふたを開けて、覗いてみる。

そんなことを考えていたのねと、過去の自分に刺激をもらったり、励ましてもらったりする。


noteを書くことは、タイムカプセルを作ることみたいだと思った。
タイムカプセルと言っても、いつでも開閉可能で、しかも自分以外の人も見れるという、少し特殊なカプセル。


でも「その瞬間を詰め込む」「大事なものを詰め込む」という意味では、まさしくタイムカプセルだ。

感情や想いという目に見えないものを言葉にし、文章として表現する。それは一つの形となり、その人にしか生み出せないタイムカプセルとして、この世に誕生する。
そして、一度生まれたら残り続ける。


いつでも見返せるのがよい。

20年後しか開けられないとなると、何を詰め込もうかとハードルは上がる。でもいつでも見返せるのなら。いまこの瞬間の、一番言葉にしたいと思うことを、ただひたすら心のままに詰め込むことも許される。


見返したいものと、あまり見返したくないもの、どちらもあるかもしれない。それも自由だ。
見たければ見ればいいし、見たくなかったらそれこそ本物のタイムカプセルみたいに「~年後まで見ない」と決めてもいいかもしれない。


自分以外の誰かが、自由にタイムカプセルを見ることができるのもおもしろい。
書いた本人すら忘れているかもしれないその時の感情を、他の誰かが見つけてくれて、いいねと思ってくれて。


その時、過去の自分と、現在のその人がつながったような気がして、なんだか少し不思議な、でも嬉しいような感覚がするんだ。


タイムカプセルを作ることは楽しい。

ワクワクする。

未来に向けて、楽しみができる。


あの時の自分は何を感じていたんだろうとふりかえって改めて気づくことや、過去の自分を通して新たに誰かとつながる可能性など、ワクワクがたくさんある。


そう思ったら、書くことがもっと楽しくなる。


その時の自分にしか作れないタイムカプセルを、作り続けたい。

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