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勇気を出して世界を広げてみる

最近、新しいチャレンジを始めました。

コピーライターの阿部広太郎さんが主催する「企画メシ」にエントリーし、ありがたいことに選考通過し、企画生として加わることになりました!

エントリー前はぎりぎりまで悩み、送信ボタンとにらめっこ。年齢や職業問わずといいつつも、クリエイティブな方々が多いんだろうなぁと、ついていけるのだろうかと。

でも。そもそも日程的に参加できそうな機会が今後めぐってくるとも限らず、やらなかったら絶対後悔する。それだけはわかったので、勇気をもって送信ボタンを押しました。

「合格」のメールが届いたときは電車の中。心臓のばくばくがとまりませんでした。。。

昨日は第1回目の講義「言葉の企画」がありました。講義前の課題は「自分の広告をつくること」。そして「伝えるではなく、伝わるようにつくること」。

自分はどんな人なんだろう?と、自身で棚卸ししたり、近しい人に聞いたりしながら、広告をつくっていきました。

問いかけ、考え続ける

「広告」とは何か。「伝わる」とは何か。

自分なりに考えましたが、進むうちにぼんやりしてきてしまい、形にすることが優先になってしまったように思います。

「そもそもなぜこのお題が出たんだろう?を考えましたか?」
「あなたの広告は、自分の企画になっていましたか?」

問いにドキリ。このお題が出た背景を考えて、意志をもって「自分の広告作り」という企画に挑めたかというと、弱かったなと。

ただ「ゆっこ」という名前や温泉マークは何人かに覚えてもらえていたので、それは成功!と思おう。

どのように興味を持ってもらうのか?の入り口と、どういう人(モノやサービス)だと思ってもらいたいのか?という出口。それを明確にすることが、広告づくりで重要なのだとわかりました。


「りんごかもしれない」精神で

講義で紹介されたわけじゃないのですが、ヨシタケシンスケさんの絵本をふと思い出し。

男の子の頭の中は「これは、もしかしたらりんごではないのかもしれない」と、どんどん想像で膨らんでいく、そんな本です。



「りんごは、りんごである」のは、誰が聞いても疑いようのない事実。

そのあたりまえを疑うこと。りんごは本当にりんごなの?別のものかもしれないよ?と考えていくこと。

講義の中で、企画をするとは「みんながAだと思っていることに対し、Bという見方や解釈もできると提案すること」というお話がありました。ピンチはチャンス。雨が降っているということは、虹が見える。

世の中にあるあたりまえや、「こうである」と決めつけていることに対して「?」をもつこと、そしてそれらは「こうも見えるのではないか」と投げかけ、そこに「!」を生むことができたら。物事が良い方に向かうことが増えるのではないかと思います。

というか良い方に向かうような、見方や解釈の変換をしていきたい。


「わたし」を大切にしつつ、「あなた」「みんな」を受け入れる

同じ企画生の広告を見て、いいと思ったものを3つ選ぶという課題もありました。

選ぶのはすごく難しい。他の企画生がつくった広告は、自分がつくったものより圧倒的にキラキラと輝いて見えて、「自分なんて」という感情がじゃまをして、最初の方はちゃんと向き合えていませんでした。

それでも選ぶ。選ぶことに意味がある。なぜ選んだ?と問うことに意味がある。というメッセージを信じて、選んだら、閉じた心が少し開いた気がしたんです。選んだ広告をつくった企画生に会えたときは、推しに出会えた!やった!という気持ちがしました。

私は、良くも悪くも人の考えに影響を受けやすいです。Aさんはこう思ってる、Bさんはこう考える、Cさんはそうは思ってないと話を聞くたびに、どれも「わかるなぁ」と思ってしまい、自分がどう考えていたのか?が埋もれがちになる。譲れないこともあるはずなのに。

自分の考えや感受性を大切にする。
同じく、相手の考えや感受性も大切にし、受け入れる。

この両立は難しいかもしれないですが、バランスよくできたら最強な気がします。

全部に対して「わかるなぁ」と思うことは、心を寄せているようで、実は考えることを放棄していたのかもしれません。何がどうわかるのか。本当に全部に対してわかると感じるのか。わからない、自分の考えと違うと思うことは、本当にないのか。

自分と相手を行ったり来たりしながら、本当の意味で、自分や相手の考え、感受性を大切にし、受け入れられるようになりたいです。

企画メシに参加すること、毎回課題に取り組むことは、「負荷」がかかってるといえるのですが、これは本当に負荷なのか?と、さっそく自問自答してみました。

負荷は、いい筋肉をつけるために必要なこと。
いい筋肉をつけるために、負荷をかけている。

だから、課題に取り組むことは、いい筋肉をつけるために必要なことだ!

だから、ムキムキになってやる!!!(ボディビルダーさんほどじゃなく、ほどよく)

という気持ちが湧いてきました。
半年間がんばるぞー!




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