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いいねの数を気にせず夫を語る

SNSなんかでよく「いいねの数だけ恋人を語る」みたいな企画(?)がありますが、それに乗っかるような乗っからないような形で、今回はいいねの数を気にせず夫を語ってみたいと思います。

いいねの数を気にしていない時点でもはや本来の趣旨から逸れているような気はするのですが、要は惚気たいだけなんだなぁと思って聞いてやってください。

夫を語る。

まず、ちょくちょく別の投稿では書いてはいますが、前提として私と夫は23歳年が離れています。私が37歳で夫が60歳です。

ですが夫が激烈に可愛いです(大声)。

可愛いというか愛おしいというか。
傍から見たら「60のおじさん(あえておじさん表記)に可愛いなんて大丈夫か」と思われるかもしれませんが、可愛くて可愛くてならないのです。
「可愛い、はパートナーに対する最大級の愛おしい気持ち」みたいな話をどこかで見聞きしたような気がしますが、とても納得するなぁという感じです。

夫は美容師をしています。
手に職を持っていて、かつ個人事業主なので、「60歳」という年齢から想像するような、働くということの終着点は今のところ私はあまり深く考えていません。

むしろ、私がお店に行ってもっとお手伝いしたいなぁしないとなぁ美容室のオーナーの妻だもんなぁと思っています。
お手伝いと言っても、お掃除やもろもろを畳むことしか今は身についていませんが。

夫が美容師なので、私の髪を切ってもらうことや唐突にインナーカラーを入れることなど、全て夫がしてくれます。
毎日お風呂のあとは髪を乾かしてもらっているし、お出かけするときはスタイリングもしてもらっています。

よくよく考えても考えなくても相当贅沢なことをしてもらっているなぁありがたいなぁと思うのですが、先程も書いたように「美容師、美容室のオーナーの妻なんだから、いつまでも美しくありたいなぁ」と思うので、程よく美に対して背筋が伸びているような気がします。

今はここ数か月で増えた体重を落とすべく、夫と日々チョコザップに通っています。

びっくりしたのですが、夫は横浜市民なのにSuicaなどといった交通系ICカードを持っていません。スマホになにかアプリを入れているというわけでもありません。
横浜市民なのに、バスに乗るときも電車に乗るときも現金で乗るのです。横浜市民なのに。

横浜市民ならびに首都圏に住む人はみんな交通系ICカードを持っているだろうという私の偏見でしょうか。ちなみに車はお互い持っていません。

反対に、私がSuicaを持っているという謎の現象が起こっています。20代の頃、東京へ遊びに行ったときに作ったものを細々と使い続けていました。

現金で乗車するのも理由があることは知っているのですが、それでもあまりにも不便だと思うので、アプリ入れたら?とやんわりと勧めています。

夫は料理が上手です。なにを作ってもとてもおいしいです。

特に感動したのがきゅうりなのですが…あの、きゅうりを蛇腹?に切って(それすらも私はできないし、仕組みも分からなくて感動した)夫秘伝のたれに漬けて食べるのですが、これがまた非常においしい。
きゅうりがまとめ売りで特売だったら買って、夫が作ってくれるそのきゅうりが漬かるのを楽しみに待ちます。

ちなみに夫は関東育ちなので濃い味が好きで、私は富山県で生まれ育ったことが関係しているのかどうかは分かりませんが薄味が好きです。
でも今のところ、味付けで大きな衝突は起きていません。

私を連れて横浜に帰るとき、夫は「命をかけてゆきこさんを守ります」と私の両親に言ってくれました。

夫はとても、人としての筋が通った人です。そこに真っ先に惹かれたし、尊敬しています。仕事に真摯に向き合っているところも尊敬できるし、「美容師が天職」と言い切る姿もかっこいいです。

ちょっとぼけーっとしているところもありますが、決めるところは決めるというか。人としての筋を通し、人の情を大切にするところも尊敬しています。

「命をかけてゆきこさんを守ります」なんていう言葉をパートナーに言ってもらえる人生を歩むとは私は思っていませんでした。本当に本当にいい人と結婚したものです。

この台詞にも、夫の芯のようなもの、そして人としての筋が感じられて、この人についてきてよかったと思いました。
これは付き合ってまだ2~3週間目のできごとで、その数週間後に結婚しましたが、私は今のところ、私の直感にズレはなかったと思っています。

夫は本当に私を愛してくれています。私も夫を心から愛しています。
大切にしてくれるし、尊重してくれるし、守ってくれます。だから私も同じものを夫に返したいと思っています。

「生命体いち可愛い」と言いながら私の写真を撮りまくる夫も愛おしいし、繰り返しになってしまうけれど本当に本当にこの人でよかったと思っています。

私は、夫が大好きだから結婚をしました。大好きで、失いたくなくて、他の人のものにしたくなくて、この人とずっと一緒にいたいから結婚をしました。
損得的なことは考えていません。ただ、夫が大好きだからです。

長くなっちゃいましたが、私の夫はこんな人です。
私の、私だけの、大事な大事な夫です。

今日は夫が仕事から帰ってきたら、このあと私が作るスパイスカレーを食べてチョコザップに行く予定です。そして帰ってきて2人でまったりし、いつものように眠りに就きます。

そんな日々が、これからずっとずっと続いていけばいいです。とにかく私は夫を心から愛しています。

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