Duolingoのマイクロインタラクションを考察してみた
つみきでデザイナーとして活躍してるYukikoです!語学学習Appで世界的に圧倒的な人気を誇るDuolingoをご存知でしょうか?日本人の場合は、英語学習に使う場合がほとんどかと思いますが、イタリア人が韓国語を勉強したり、フランス人がヒンドゥー語を勉強したり、スペイン人がトルコ語を勉強したりなどなど、世界中の人が世界中のLanguageをワールドワイドにゲーム感覚で学べる優れたAppなんです!Olympics Year 2020にちなんで、グローバリゼーションを意識せずにはいられません。今回はDuolingo愛用者の私が、ユーザー目線でUX観点から気づいたことをまとめてみました。
This is Duolingo
かわいいキャラクターと共にゲーム感覚で語学学習ができるDuolingoは、子供から大人まで幅広い世代にこよなく愛されています。Duolingoを触っていてなんかめちゃめちゃ使いやすい!って素直に思うんです。まるでパズルゲームのツムツムにハマるようにハマり込めます。
1 | 学習のマイクロインタラクション
◎ メニュー画面の各コース導線のアニメがいちいち可愛い
入り口の段階で、これから始まる新ステージへのワクワク感を感じますね。遊び心のあるアニメーションがゲームアプリみたいで何回もチャレンジするぞって気にさせます。
◎ スワイプ & タッチのみで簡単に答えられる
アプリのメイン機能の学習時のUXです。これがもしキーボードで1文字ずつ入力する形式だったら、ビギナーは難しさを感じて使うのをやめてしまうかもしれません。
◎ 正解すると執拗に褒めてくれる
ちょっとした事をいちいち褒めてもらえると、子供でなくてもつい嬉しくなってしまうものです。その気になれば自己判断で課金ができる大人達をその気にさせる方が実利的ですね!
◎ 飛び級テスト & アドバイス機能つきでレベル感を合わせやすい
各レベルのセクションにて、飛び級テスト機能があります。中級者にとっては、超初歩的なセクションに取り組むことにストレスを感じます。飛び級テスト機能でそういったストレスを回避できます。アドバイス機能では実践演習前にさらっと要点を確認できます。
◎ ライフが切れてもスマートに回復手段をサジェスト
1演習でライフ1つ消耗なのですが、ライフが切れたら回復手段をさっとサジェスト。ゼルダの伝説のハートの器、スマブラのマキシマムトマト、FFのポーション的な必需品を買わせるような訴求にも似ていて課金ボタン思わずポチりそうになります。
2 | 記録のマイクロインタラクション
◎ ステータス画面、RPGゲーム的仕様なのが燃えさせる
ハマり込める要素が、このRGPゲーム仕様なアプリ全体のUXデザインにあります。プロフィール画面のステータス表示デザインが、ドラクエとかポケモンでストーリーを進めていく中でアイテムを得ながらキャラクターを育てていくような没入感を与えます。
◎ 連日記録 & 今日の目標の達成度を可視化
ユーザーが知りたいのはアプリでの学習量と成長率です。上部メニューバータップで、明確に学習量が目に見えることはモチベアップに大きく繋がります。ダイエットでの減量記録にも似ていますが、成功体験がなかったら人間なんでも続きません。
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まとめ & 感想
似たような語学学習アプリが星の数程ある中でも、Duolingoはダントツで優れていると思います。ゲーム感覚で続けられるような見た目の楽しさから、モチベを与える心地よい使用感までが一貫してデザインされているためです。
英語がある程度できたら次はフランス語・ドイツ語・イタリア語など他の言語も気軽にカジッてみようかな〜なんてDuolingoを触っているだけで学習意欲がガンガンに向上しますよね。世界中から国籍問わず国境を超えて愛される理由が、観察してよくわかりました。ちなみにDuolingoのプッシュ通知はあんまり鬱陶しくないのも個人的にはポイント高いです。
(ちょっと次はロシア語を勉強して巻き舌の練習を家でこっそりしよっと。。)
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