ギリシャ神話 トロイアの木馬と胆石

ギリシャ神話の中でも有名なトロイア戦争、それを終結させるのがトロイアの木馬である。
トロイアの木馬が象徴するものは何か

胆石

ギリシャ側がトロイア戦争に勝利するために受けた3つの神託
1.ネオプトレモスの戦争への参加
2.イーリオスのアテーナーの神殿の神像が
 外に持ち出されること
3.イーリオス城正門の鴨居が壊されること

ギリシャ側知将オデュッセウスが考案したトロイアの木馬

木馬を作ったのはエペイオス、アテーナーが力を貸してくれた。

巨大な木馬は、トロイア人達がアテーナー神の怒りを恐れて自ら引き入れた。

さて、戦いに勝利するための
条件1ネオプトレモスの戦争参加だが、
ネオプトレモスは胆汁をさす。
胆汁は脂肪の消化吸収を助ける力がある。

トロイア側のもつ脂肪消化酵素リパーゼの働きを助ける役割をブロックした。

条件2アテーナーの神像を外に持ち出す意味は、
胆汁の分泌が減ると、カルシウムやビタミンDの吸収も不良になる。
胆汁うっ滞が続くと、これらの栄養素が欠乏し、骨組織の減少をきたす。
また、血中リパーゼが遊離脂肪酸を作り、カルシウムと結合するため、血中カルシウム濃度が減少する。

アテーナーは骨ーカルシウムを司る存在である(戦いーストレス反応への対応はカルシウムが主役)
血中カルシウムの低下は、結石のリスクを高める。

条件3イーリオス城正門の鴨居の破壊
巨大な木馬は、エペイオスとアテーナーの共同作成、つまり胆石ービリルビンカルシウム結石である。
エペイオスがビリルビンであり、材料のあるイーデー山は肝臓。
脾臓は古くなった赤血球ヘモグロビンからビリルビンを
作るが、このビリルビンは肝臓で処理される。
ビリルビンとカルシウムが結びつき胆石を作り、膵管出口を塞ぎ、膵臓の消化酵素が膵組織を自己消化して膵炎を起こす。

トロイア(膵臓)が自らの手で自滅するようにした。

こうして、膵臓の機能に関する争いが集結した。



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