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心が折れないように。


スタートアップという流行り言葉

先日、
行政の方々とのミーティングの機会がありました。
『スタートアップ宣言』なるものを、
どのように推進していくのが望ましいのか。
そういうテーマのディスカッションでした。

各担当の方々は、真剣にヒントを探しているようで、
門司港で起業家の中心人物とみられている
Kさんにインタビューをするつもりのアポイント。
ところが、、
「行政の人来るから、小野さんもおいでよ。」
「俺、こういうの苦手だから、、。」
ということで、
軽いお誘いにのった私たちも、
飛び入りで参加することになりました💦

はじめは、
行政の掲げる『スタートアップ宣言』の説明から、
既存の街中にある支援施設(コワーキング)より
ロケーションの良い門司港(魅力ある場所)で、
起点になる場所を考えているというお話を伺いました。

ひと通りの説明や意見を述べた後に、
「どうでしょうか?」
いよいよKさんにアドバイスを求めた担当者に、、
ズバッとひと言。

「場所は関係ないですよ。」

ひとりの起業家が、
成功するまでの道のりに必要な条件とは何か。
そもそも、
起業家とスタートアップは同じなのか?

『スタートアップ』を増やすって、
具体的にどんなレベルまでを指しているのか?

・革新的なビジネスモデルで
・圧倒的なスピードの急成長で
・短期間での資金回収と利益の獲得

そんなレベルの優秀な起業家が、
この町から簡単に生まれると思いますか?

起業はスポーツと同じ

起業もスポーツも、
基礎体力みたいなものが重要で、
突然、思い立って
プロのスポーツ選手に成れるほど甘くない。
コツコツ積み重ねてきたものがあって、
”環境”や適切な”指導者”がいて、
練習を積み重ねていく中で”精神”も鍛える。

それでも、
試合に負けるときもあるし、
それらを乗り越えながらプロを目指していく。

起業家だって、
アイデアやプランだけでなく、
資金や仲間集めから、
果てしない程の行動量が必要になってくる。
スタートアップどころか、
普通の起業家ですら、、大変なのです💦💦

だから、
スポーツみたいに基礎体力をつける期間や
プログラムがないと難しい。

起業したての頃は、
すぐに売上が立たないので資金繰りが苦しい。
経済的困窮のなかの活動となると、、
精神的にタフじゃないと心が折れてしまいます。

心が折れないように。

本当に国や市が増やしたいのは、
どんな起業家なのか?
その規模や、起業家の目的によって、
必要な支援は全く違うものになるのだから。
多くの、、
自己実現(志)のための起業なら、
大きな資金調達もしないし急成長もない。
ましてや、
IPOやハイリターンなどあり得ません。
(もちろん例外はあると思いますが、、)

年商1億円の会社を100社支えるのでも、
十分価値があるんじゃない?

そんな風に前置きしたKさんが言った
起業したてのシードステージの人に、
絶対に必要だと思う2つのサポートとは…、

1.起動に乗るまでの生活サポート
(仕事の発注や具体的な金銭支援)
2.心(メンタル)のサポート

失敗は何度でもやり直せる。
でも、
心が折れちゃったら、、
それで、終わっちゃうんだよね。
だから、心を支えてあげないと。

もう、
ぐっときちゃいました。

本当に、その通りなのです。
自分が決めて始めたこと(起業)でも、
努力が報われなかったり、
大切だと思ってたものを失ってしまったり、
高い授業料を払うことになったりと、、
未経験の連続である起業に困難はつきもの。

だから、
何より強い精神力が必要だったりするのです。
それでもある日、
ポキッといってしまいそうになる。
「もう、ダメかも、、」
って、心の弱音が出てしまう瞬間がある。

そういう時、
スポーツの世界みたいに監督やコーチや、
支え合える仲間がいれば…いいですよね。

ミーティング後にKさんと交換した
メッセージには、、
「めちゃめちゃ共感した!」
「あれが少しでも響けばいいですけどね。」

次のステップ(試合)にむけて…

2023年7月31日に、
人生ではじめてチャレンジしてみた
2カ月間のクラファンが終わって、、
思わず寝込んでしまいました💦💦

今まで、
プライベートを公開してこなかった私が
信用を得るためにと、
自己開示をしてプライベートも公開したことが、
想像以上に心へ負担をかけたようです。
(意外とやわでしたね💦💦)

クラファンの目的は、
プロジェクトの認知を広め(広報)
「孤独」についての反響を知り
資金と賛同者を集めるため(共感)でした。

おかげさまで、、
大きな手ごたえを感じるとともに、
次への意欲と責任が明確になりました。

そう、
まだまだ、ここからが本番なのです。
このプロジェクトがスポーツなら、
きっと、練習試合をした程度でしょう。

次の試合に向けて…
もっともっと、

基礎体力をあげていこうと思います。

いま、
かつての私と同じような境遇にいて悩んでいる人や
家族がいても、会社に所属していても、
例え、恋人や友人がいたとしても、、
孤独や不安を感じて
”ひとりぼっち”になっている起業家に伝えたい。

その心がポキッと折れる前に…

私と一緒に、
孤独のない優しい世界を創りましょう!


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