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親が学ぶ勉強の本質(英語編)

英語の苦手を克服したい方、英語をさらに得意になりたい方は、次の事を実行してみください。

1.英語の教科書の音読
2.英単語を覚える
3.英語の文法を理解する


「なんだ、あたりまえのことばかりだな」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。


はい、あたりまえのことばかりです。


でも、英語が苦手な方、英語力が頭打ちになっている方は、その「あたりまえのこと」ができていないことが多いのです。


このあたりまえのことに取り組まれれば、英語力は確実に上がります。


ぜひ、この3つを、だまされたと思って、まずは1カ月間、毎日行ってみてください。


「あ、英語が分かってきた!英語が面白くなってきたぞ!」と感じる好循環のスパイラルに突入することができます。



【成績アップのポイント1】
英語が苦手な方の多くは、上記の3つの内、3つめの「英語の文法を理解する」だけに焦点を当てて勉強をしてしまっているようです。例えば、英語のテキストに取り組む、というように、英語の勉強=英語の問題集を解く、ことと思っておられるようです。
しかし、英語の問題集を解くことは、アウトプットなのです。英文や英単語を自分の中に十分にインプットしておかなければ、英語力は高まらないのです。問題集を解くというアウトプットは、インプットをおこなうからこそ、効果があるものなのです。そのインプットが、上記の1と2の「英語の教科書の音読」と「英単語を覚える」ことなのです。
今の教科書は、各ページにQRコードがついており、発音が音声で分かるようになっているものも多いですので、単語の発音が分からない人でも音読ができます。
何回くらい音読すればいいか、ですが、1ページにつき50回程度音読するのがいいでしょう。慣れてくれば、各ページを「暗唱」するまで読み込むようにしますと、英語力の向上がさらに加速します。
2の英単語を覚えるについてですが、毎日、英単語20個位ずつ覚えていくのがいいでしょう。ここで大切なのが、より多くの単語を覚えようとするのではなく、少ない単語でいいので、「確実」に覚えることです。
英語が苦手な生徒さんのノートを見ますと、英単語を1つにつき5回から10回ノートに書いているのを見ますが、単語にもよりますが、その程度では覚えれません。大事なことは、「覚えるまで書く」ことなのです。また、その単語を発音しながら読むことでさらに単語の綴りと意味が定着しやすくなりますので、発音しながら行って下さい。


【成績アップのポイント2】
多くの方は、上記の3つの「あたりまえのこと」を3日坊主にしてしまう方が多いのも現実です。
音読や単語の暗記は、英語が苦手な方にとっては、数学のように「分かった」など喜びを感じることができる学習ではなく、地味なものに感じられるからです。
音読や単語の暗記は、いわば筋トレのようなもので、数日でしなくなれば、効果は出ません。しかし、継続してやり続けることができれば、じわじわと筋肉(英語力)がついてくるのを実感できるようになります。継続は力なりです。だから、「だまされたと思って」とりあえず継続してやってみることが大事なのです。


【成績アップのポイント3】
お子様に、上記のようなことを言っても、してくれない!こともあるでしょう。そんなときは、親御様が、家庭教師になってあげてください。家庭教師といっても、何かを教えるわけではありません。お子様が、音読をきちんとできているどうか、単語を覚えたかどうかの「確認係」です。お子様のそばで、音読や単語の暗記を見ていてあげるだけでもいいのです。ポイントは、しっかりと声かけをしてあげることです。「あと10回!」「その調子!」と言う言葉が、お子様にとっては励みになります。
マラソンの応援と同じです。応援されるとランナー(お子様)は、よし頑張るぞ!とモチベーションが上がるのです。

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