【スターチスの枯花 〜入院の記憶〜｢藤吉夏鈴｣】17話

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｢あの.....さ.....｣

シャワーも浴びてあとは寝るだけ。

｢モジモジしてどうした？トイレ？｣
｢違うよ笑｣
｢じゃあなに｣
｢今日一緒に寝てほしいなって.....｣
｢いっつも朝になったら隣に居るじゃん｣
｢いや！その......そうじゃなくて｣
｢いいよ｣
｢え！.......ほんとに？｣
｢何かあったんだろ？｣
｢.......うん｣
｢さっきも鯛の煮付け残してたから気になってたんだよ｣
｢○○......🥺｣
｢泣くな鬱陶しい｣
｢ひど.......笑｣
｢もう寝る？｣
｢うん｣
｢分かった｣
｢........え、私が先に寝てたらいい？｣
｢なにその質問笑  どっちでもいいわ｣
｢待って待って心の準備が｣
｢おやすみ〜｣
｢うわぁ......いい匂い.......｣
｢いや夏鈴と一緒の匂いだから笑｣
｢一緒........｣
｢.....手繋ぐな！！｣
｢○○好き、大好き｣
｢分かったって｣
｢違う、好きなの｣
｢知ってるよ｣
｢分かってない、大好きなの｣
｢うるさいな早く寝ろ｣
｢手繋いでハグしてキスしてくれたら爆睡できる｣
｢.......｣
｢.......え、ちょ｣
｢.......おやすみ｣
｢お、おやすみ......😳｣
｢いつかちゃんと話せよ｣
｢.......うん｣
｢.......｣
｢.......｣
｢.......｣
｢.......あのさ｣
｢しない｣
｢いけると思ったのに......｣
｢笑笑｣