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読者は、そのままのあなたが自然体で書いた文章を、いちばん読んでみたいとおもってる。

文章術を研究していた時期が、ぼくにはありました。それはより多くの人に、自分の書く文章を読んでもらいたい! そう思ってのことでした。

そういうたぐいの本を読むと、色々書いてあり、読者層を決めるとか・構成はこうするといいとか・上達につながる小技などもあますことなく、著者の体験 & 想いの詰まった内容の本が多くありました。


もしかすると、あなたもそういった文章術についての、本を読まれていたり過去に読んでこられた方も多いのではないと思います。

ただ、あくまで自分自身のケースではですが。そういう本を読んでもうまく日々書くものに、とりいれ方がわからず、消化 & 昇華することはできませんでした。


それでどうしたものか、と思い、ほどなくしてそういった書籍を読むことをしなくなりました。

得てして世の中には、成功法則や○○メソッド、秘訣、コツ、などと銘打っていろいろなものが出回っていますよね。


今回の文章術というテーマでいうと、読まれる文章を書くには、その人らしく書くのがいちばんいいなと思うようになりました。

その人らしくとは、見られ方や思われ方を気にせず、飾らずに、自然体で書くような、ニュアンスです。


読まれるというのは、スキの数やフォローの数が増えるという意味ではなく、あなたにとって必要なひとに出会い、読まれ、心に届けるための文章術、ということです。

正直なはなしですが、フォロワーの伸びやすいテーマというものは、どうしてもあるらしく(お金・ビジネス・ダイエットとか)その時代や状況で変わっていくものの、ジャンル的には決まっているようです。


また、人がフォローしたくなるようなエネルギーのこもった文章を書く人たちもいるようです。インフルエンサーと少し前に呼ばれていた方たちも、そういうバズを起こすような「ナニカ」を強く持っていた方たちなのでしょう。

それは、手に入れようと思って、手に入るものではなく、おもうに、先天性のものだとおもいます。


僕がみる限り、多くの人、ぼく自身を含め、そんなに特殊なものは持っておらず、人の目をくぎ付けにするようなカリスマ性もありません。

ふつうのひとです。

だから、むやみに、「繁盛するSNSの掟」を説く人の話を聴いても、持って生まれたもののちがいが激しすぎるためあまり意味はないと思うように、最近感じます。


誰もがSNSやインターネットで、ビジネスができますよー! という風潮や感覚もしてきますが当然ながら、向いていない方も多いと思います。

最初のテーマに戻ると、「読まれる文章を、書くコツ(=必要な方の心に、ちゃんと届く文章術)」は特別な方たちに憧れるのではなく、自分にとって心地よいSNSとの付き合い方を探しながら、自分に正直に、書いていくことでしょうか。


虚飾や見栄・プライドは、文面上でもしたたり落ちるが如く漏れだします、なので「正直に」。

あなたが、特別でなくても、平凡であっても読んでくださる方は、ちゃんといるので特別仕様のあなたにならなくても OK牧場!! だったりします。


無理に演じなくても、あなたが書こうと思ったことを、そのまま思ったように書いていくというのも、いいと思うのです。

プレビュー数やフォロー・スキの数に振り回されると、しんどいものです。

頭で考えて、『そうしよう』『こういう戦略で行こう!』とおもっても、無理があれば続きません。

そんなに、頑張らなくてもいいじゃないですか、肩のちからを抜いて、リラックスして楽しむところから始めてみませんか?


ちゃーんと、読んでくれる人は、やってきてあなたのファンになってくれるのですから!^^

頑張っていないあなたも、認め、応援してくれる人は世の中にたくさんいますよ。

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