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なぜ人生が思い通りになっているのか

子供の頃はもっと人生が思い通りじゃなかった気がする。今は海外移住したいと思った3ヶ月後には引越ししていたり、映像撮れる人と会いたいな〜と思ったらすぐに会えたり、夢の叶う速度が加速的な気がしている。そしてこのようなゾーンに入ることになにも恐怖も感じていない。世界が切り替わっている。これはどういうことなのか。ふと、サウナに入りながら考えた。スピリチュアル界隈の言葉を使えば「引き寄せている」のかもしれないが、思ったことがこのようなスピードが叶ってしまうのはやはり無意識の力が強いのかもしれない。逆に、偶然に先立っておれの思考が操作されている可能性もある。

偶然も必然もない

認知科学者によれば、時間は未来から過去に流れているらしい。これは最近知った知識の中でもっとも強烈なものだった。その学者さんは流れる川の「青い玉・赤い玉」という説明をいつもしていて

今日は川から青い玉が流れてきたので、拾いました。翌日は川から赤い玉が流れてきました。これは昨日、青い玉を拾ったことが関係あるだろうか?

この説明によって俺はこの時間の流れが急激に説得力のあるものとして脳に流れ込んできた。たしかに、今日の行動が明日の因果の関係に影響を与えるなんて幻想だな、と。その理論を突き詰めていくと「ビッグバンは寂しいからおこった」というシンプルな結論に着地していく。

原因と結果は逆

思えば、過去は規程によっていくらでも変化するが、未来は川に流れる漂流物のように分からないし、影響を与えられない。未来が原因として、過去が結果であるのもうなづける。(逆に、今日英語を勉強したから、明日はちょっと英語が上手くなっている、というような事象はどう捉えたらいいんだろう。よく分かっていない)

ここにアインシュタイン的大転換があって、すると過去のことはすべて未来の結果なので「ビッグバンは人間がおこした」という奇妙な結論が現れる。アインシュタインが1905年に「時間は光の移動によっておこる」と当時からしたらトンチンカンで理解されなかった理論のようだ。2020年においてはこの結論は意味がわからない、が、なにか迫真に迫るものがあるし、間違っていたとしてもおれは面白い方を「信じたい」、いまのおれは信じる方に世界が動く能力を持っているので。

人生が思い通りになる理由2.0

それを踏まえてると、人生が思い通りになる理由が少し分かった気がする。以前の僕は「思う/願う/祈る ことで無意識の力を借りて世界に変化を与えるから」だと思っていた。でも時間の因果関係が我々の直感的なイメージと逆なのであれば、あるべき未来がなんとなくあってそれに思考が沿って来ていると考えれば何の不思議もない。無意識こそが先に大きくあって、意識は時間を捉えるただの幻想。無意識が進めているビジョンを意識にうまく下ろせれば「人生、なんかうまくいっているなぁ」と感じるし、そこにずれ(=観測の歪み)があれば「ううう!人生がうまくいかん!」ってなるだけの話。わかった?

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