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もしぼくが親になったら

旅をしてるといろんな親子をみる。
ちっちゃい子どもをもつ親は24時間365日子ども子ども子どもで大変だなぁ、、、とつくづく思う。
だけどそうやって余裕がなくなってる親のもとで育つ子どもも大変だなぁ、、、と思う。

よく子どもに「だめ!」「しないで!」「やめて!」って言ってる親をみる。
子どもを危険から守るためってのもあるけど、親がこれ以上大変にならないように「やめて!」って言っているケースも多いなと思う。

それとこれとはわけが違う。
「壊されたら困るから」とか「時間がかかってだるいから」とか、めっちゃ親の都合の意見も上から押し付けてしまう。
当然親は子どもより力があるから押し付けれる。
でもそれってどうなんだろう。

「自分で決めたい」「自分でやってみたい」って気持ちが強い子どもは多いと思う。
ぼくがそうだったから。
それと「人のよろこぶ顔を見たい」っていう気持ちもあって自分で考えて何かをやってみたりする。
なのに「そんなことしないで!」って強く言われてしまうのはせつなすぎる。

親の力は子どもを守るために使いたいし、権力を乱用して子どもの自由を潰さないようにしたい。
自分の都合で何か言うなら上からじゃなくて、ひとつの意見として横から言うようにしたい。
子どもを持ったことがない第三者から見るからそんなこと言えるんだろうけど、もし自分の子どもができたらできるだけそうしたいと思う。

それと、「子どもを危険から守るため」っていう名目でも過保護にはならないようにしたい。
その加減はその親の性格とか経験によっていろいろだと思うけど、ぼくは割と「痛い思いして学べばいい派」だと思う。

もちろん命に危険があることは止めなきゃいけないけど、それも結構言い方次第で子どもの自由度は変わってくると思う。
例えば子どもが木に登ったとき、「登らないで!」って言うか「落ちないでね〜!」って言うかでは結構違う。
ぼくは後者がいい。

「登らないで!」は子どもに選択権がないのに対して、「落ちないでね〜!」だったら、子どもはどうやったら落ちないか考えることができる。
その考えるっいうプロセスが大事だと思う。

だけどプロセス重視にすればするほど時間がかかるから、大人には心にも時間にも余裕が必要になる。
だけど親だけで子どもみるのはあまりにも大変そう。
だから、複数の大人でその負担を分散できるようにすることが、親にとっても子どもにとってもいいと思う。

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