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十七年の時と海を越えて空手再開🇳🇴🥋

タイトルの通り、2022年に入って空手の道場に通い始めました。ノルウェーで。
齢25歳にしておそらく約17年ぶりの空手です。

昨年の夏頃、夫がジムに通い始め、わたしもちょうど丸いお腹と丸い顔が気になってきていたので同時期にジムを探し始めました。

学生用の大学が運営しているジムが比較的安く、プールやサウナなどもあるのでそこのジムに通う事に決めました。
いつものようにジムにトレーニングに来たある日”dojo”と呼ばれる部屋があることを発見しました。これはもしや”道場”なのではないかと思い、スケジュールを確認してみるとやはり思った通り空手や合気道の練習が主に行われているようでした。

むかーし、大昔、小学生低学年の頃に空手を齧っていた私は、ノルウェーでなら少し通用するのではないか、そしてちょうど良い運動になるのではないか、筋トレやランニングマシンより楽しそう、そういう考えがよぎり少し空手の再開に心を惹かれました。

小学生の時、空手は正直嫌いだった

なんで通っていたのか未だに疑問だけれど小学生のころ通っていた空手の道場は夏は蒸し暑く、冬は裸足で床が極寒で週に2回も通うのが嫌でした。
空手の師範はめちゃくちゃ怖いし厳しいし、男の子と組手なんかするといくら防具を着けていても痛い。
同じ年の子たちに上手な子がいてどんどん差がつけられているのがよくわかってそれも嫌でした。壁にかかった時計をチラチラみていて終わる時間だけを楽しみに、師範に怒られないことを願いながら必死に練習をこなしていました。

ノルウェーの空手はもっと穏やか

ノルウェーでの道場はもっとゆるくて楽しいです。みんな日本に興味があって、私にどんどん話しかけてくれます。ノルウェー語が訛っている私も優しく仲間に入れてくれるのでとても居心地がいいです。
師範と生徒の間にも壁はなく、仲良く和気藹々と練習が行われていて2時間の練習もあっという間です。終わった後は師範を交えてちょっとおしゃべりや雑談に花を咲かせます。

久しぶりの昇級審査

先日、空手の昇級審査がありました。ドイツやノルウェーの他の地域からも人が来てワイワイと審査とワークショップが行われました。
初心に帰って白帯から始めた私は黄帯を飛ばしてオレンジ帯🍊になりました🥰
昔もオレンジの帯つけてたような……。

あんまり焦りはせず、ゆっくり楽しんで空手を続けられるといいなと思います。

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