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【書類選考通過】ミス・ユニバース 山梨 志望動機全文

書類提出前夜

締め切りは2018年12月20日。

直前の週末に写真を撮りました。

志望動機、自己PRを書くための自己分析とかもだいたい終わっていました。

ところが、12月21日が勤め先の株主総会で、わたしは関係部署ど真ん中だったため、その週明けから怒涛のほぼ終電デーが続いてしまったんです。1年めだったので、こうなることがわかっておらず、株主総会をなめてましたね。

そこで、作文と練り直しは毎朝の電車の中。そこしか時間がありませんでした。

当日もなんと職場の昼休みに大急ぎでプライベートPCをネットに接続して、文章を整え、写真をアップロードして提出。

2ヶ月前から応募を検討していたのに、なんともバタバタ劇でした。(反省。)

ただ、結果的に選考は通過したので、いつか誰かの参考になればと思い、そして自分のことを全部さらけ出そうと思っているので、提出した志望動機と自己PRをアップしました。

言いたいことはサラッと言うと以下の2つ。

・ミス・ユニバースって「オピニオンリーダー」になることが求められているけど、ソーシャルイシューに関して発信するということは、私にとって今に始まったことではないんです、今までも人に読んでもらってます。

ということ。そして、

・その声をもっと届けやすくするためのミス・ユニバースなんです。社会にはいろいろなことを抱えている人がいるんだよ、ということをもっとみんなが知れば、みんなが「他人」を見る目がもっとやさしくなるんじゃないかな。

ということ。です。

文字数がもったいないので、「だ・である調」で書きました。

自己PR(200字)

【20万PVの発信力】私は高校生の頃食糧問題に興味を持ち、世界で唯一開発環境学部をおくイギリスの大学に進学した。貧困等について学びたい学生が「開発学」と検索すると私のコラムにたどり着くので、今でも相談がくる。バングラデシュのグラミン銀行や、日本初のフードバンクでのインターン経験も記事にした。また、帰国後に性風俗業界について書いた特集は東洋経済オンラインに転載された。ソーシャル・イシューについて自分の考えを発信し続けていきたい。

志望理由(200字)

みんなが社会のことを知ることで、「知らない誰か」に優しくなれる。私は、MUJになることで、より多くの人にとって生きやすい世の中を創り出していきたい。
困っている人やイイコトをしている人はたくさんいるが、イイコトに興味のある人にしか届きづらい。誰だってホームレスになる可能性があるし、貧困も万引きも「自己責任」で片付けられる問題ではない。自らの声が届く範囲を広げることで、社会問題に関心のなかった人の「知らない誰か」への目線を変えていきたい。

過去にかいた記事もよければ見てください。

性風俗特集のうち東洋経済オンラインに転載された1記事
グラミン銀行インターンの記事
フードバンクについての記事
開発学部についての記事

就活といっしょ。

この2つを提出する上で意識したのは、「過去ー現在ー未来」が一直線になること。

「ミス・ユニバースになりたい(現在)」に「こういうことがしたいから(未来)」を加えると、「あなたがやりたいことはどうしてミス・ユニバースではないと実現できないか」の答えになります。

「博報堂に入りたい」と言っている人と、「世の中を動かす広告をつくるには博報堂しかないと思った」と言っている人だったら後者を採用しますよね、ということ(例文はめっちゃ適当)。

そして、「こういうことがしたい(未来)」に、「どうしてか(過去)」を加えると、「あなたはどうしてこういうことがしたいのか」に答えられるので、説得力が増します。

「捨てられていく犬を救いたいです(将来)」と聞くより、「小さい頃に、捨てられた犬がある日死んでしまったのを見て(過去)」とか「高校生の頃から保健所で活動をしています(過去)」が加わったほうが、「なるほど、ほんとに犬を救いたいのね」と思えますよね。ってこと。

合わせると、「なぜミス・ユニバース(山梨)の事務局 がわたしを代表にしなきゃいけないか(代表としてサポートしなきゃいけないか)」の答えの一部が完成すると思っています(あとはスピーチスキルやウォーキング、顔がもちろんモノをいうでしょう)。

内容に関して、ポイントは2つあると思っています。ひとつは、相手(ミス・ユニバース事務局)の主旨に合わせること。「自分を変えたいのでミス・ユニバースになりたい」より(だったらRIZAPに通えばいいかもしれないし、わたしが「変わる」ことは世界にとってはどうでもいい)、「社会を変えるために発信力をつけたいのでミス・ユニバースになりたい」ということでミス・ユニバースだからこそ実現できることを言う。当たり前か。

もう一つは、人との差別化。「行動力があります」「チャレンジできます」とかは、地方大会のスピーチを観てたまに聞いたけど、たぶんミス・ユニバースに応募する人くらいの人はだいたい行動力あるかな、みたいな。「一輪車で世界一周しました」くらい差別化できる行動力なら話は違いますが。

えらそうに批判しているというよりは、わたしが文章を考える上で意識したことをまとめたまでと思っていただけるとありがたいです。

1月9日の1分間PRの内容も今から考えます。がんばります。

お役に立ててたのであれば嬉しいです。

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