エニアグラムと恋愛

エニアグラムの存在を知ってもう10年以上になりますが、自分がどのタイプに当てはまるのかについては未だに分かりません。
自己診断ではタイプ5になることが多く、タイプ5の説明を読んでも1番しっくりきます。このため、今のところ自称タイプ5ということにしています。

私に初めて彼氏ができたのは、社会人になってからでした。
彼氏を作ろうと思ったきっかけとしてエニアグラムが大いに影響していたので、自分の経験談を書くに至りました。

彼氏を作ろうと思った主なきっかけとしては、

①恋愛に興味はあったが踏み出せずにいた状況の中で、会社の同期の結婚話が続いたこと。
②エニアグラムで自分はタイプ5であることを知り、タイプ5の統合の方向（矢印の向かう方向）はタイプ8であることを知ったこと。
③アドラー心理学の本や、エーリッヒ・フロムの『愛するということ』を読んだこと。

自分はどうやらタイプ5らしい、と分かってから、「私は人へ向かっていかなければならない」と奮起していました。
実際に恋愛をして、アドラーやエーリッヒ・フロムの本に書いてある理論を実践してみたいという気持ちや、誰かと付き合った先にいる自分を知ることに好奇心が湧き、傷つく勇気を持ち、恋愛に踏み出しました。

コロナ前でしたので、街コンや1対1で行われる合コン、マッチングアプリなどで色々な人と出会い、実際に会いました。
会った方はみなさん良い方でデートは楽しかったですが、正直この人と一緒に時間を過ごすくらいなら自分の好きなことをしていたいと思い（失礼ですね...）なかなか交際には発展しませんでした。
それでも数少ない方々との諸々の交際を経て、今に至ります。

タイプ5が輝く4つのポイント
1，タイプ5は、愛情面でも金銭的にも欲のなさすぎる自分を自覚するべきです。欲求をもつことは、心を乱され、執着心に苦しむことにつながるとタイプ5は考えがちですが、物事は欲求があって初めて動き出すのです。（中略）
2，自分の内面を引き出すことに苦労するタイプ5にとって、相手に甘えることは、その助けとなり、パートナーとの愛情の確認の上でも有効です。（中略）
3，（中略）予測したいという願望を抑え，流れに身を任せることもタイプ5には必要です。
4，（中略）自分の心の奥底から嫉妬心を引っ張り出して，それを表してみる努力はとても大切です。
鈴木秀子，『愛する人、愛される人の9つの性格』，PHP文庫

正直、どんなに好きな相手との恋愛でも、自分にとっては楽しさよりストレスの方が多いと感じてしまいます。
それでも今は自分の性質を理解しながら、相手や自分自身と上手に付き合っていく方法を模索しています。