見出し画像

【日記】五十の手習い

(858文字)
ピアノが弾けるようになりたい。
もうだいぶ前から思っている。
うちには嫁さんの電子ピアノがある。
だいぶ前に「よし!やってやるぞ」と思いたち、何か簡単な曲からと思って、ビートルズのlet it beの楽譜をネットで購入してプリント。

let it be

いざ、ピアノに向かってみると、全然弾けないでやんの。
何これ?
ギターだとあんなに簡単に弾けるのに。
曲もメロディも頭の中に入っているのに、もうイントロから弾けない。
Fmaj7は指をどう置けば良いわけ?他の音も出ちゃう。しかも左手もこんなに離れた鍵盤を押せと。ポール・マッカートニーってこんなことしてたのか。
まさかギターに次いでピアノでもFが壁になるとはなー。

初心者には難しすぎた


自分が弾けてるイメージはできるのに、弾けないもどかしさ。頭の中では弾き語り出来ちゃってるのになー。
まぁ、そりゃそうだよね。ギターだってすぐに弾けるようになったワケじゃない。
もっと簡単な曲から練習だ。

とはいえ、曲じゃない基礎練習は飽きる自信がある。
何か知ってる曲で良い練習曲はないかと探したら、ありました。
入門用にアレンジされた「オーラ・リー」。
プレスリーのラブ・ミー・テンダーの原曲ですね。
そんな訳で、30〜40分練習してたら、半分まではなんとなく通せた。

楽しいね。

いくつになっても、新しいことが出来るようになっていくのは楽しい。
出来るようになる楽しさってなんだろうね。
本能的な何かを感じる。

何かが出来るようになると、生存のチャンスや、子孫を残すチャンスにつながるから、楽しいという「報酬」によって、チャレンジをしたがるように仕向けられている、とか。
まぁ、難しいことを考えても、ピアノが上達するわけじゃないから、考えても仕方ない。

ピアノが弾けるようになったら弾いてみたい曲がある。

70年代のロックを支えたセッションプレイヤー、ニッキー・ホプキンスの「The Dreamer」。
何とも言えないこの繊細な雰囲気。
弾けるようになって、さらっと街ピアノで弾きたいよね。
何年かかるんだろう?(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?