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【日記】小さな幸せを集めながら

松下友香さんの企画「#あなたの小さな幸せ3つ教えて下さい」が開催中ということで、小さな幸せについて考えてみた。

登山をした時に見る絶景や達成感は違うなぁ。
「小さな幸せ」という言葉の中には「受動的な幸運」というようなニュアンスが含まれているような気がする。

それなら、ひとつ目は「家の近くからの景色」かな。
今の家は高台にあり、駐車場までの間に、港を見下ろせるポイントがある。
ここで季節を感じながら、出掛けに朝焼けや夕焼けを眺めるのが小さな幸せと言えるのではないか。

塩釜港の朝

ふたつ目は、旅先で出会った予期せぬイベント。
何も知らずに通りかかった街でのお祭りとか。
小さな神社の地域のお祭りも良いし、地方の施設の前で行われるフリーマーケットとか。
知らない街で、知らない人たちの中に混じっていくのは、ほんの少し現実感がないような不思議な感覚。
先日は、山形県の遊佐町で、町民花火大会に出会った。
花火を見ながら渋滞の中をはしり、車を止められる場所を見つけて、地元民と一緒に花火を鑑賞した。
周りから聞こえてくる庄内弁が心地よく、海に映る花火が綺麗だった。

遊佐町花火大会

みっつ目は、時間に余裕がある時の料理かな。
今はひとり暮らしで、リクエストをくれる妻も娘もいないので、つい簡単に済ませる食事になりがち。
でも、時間に余裕がある時にのんびり料理をするのは、ことのほか楽しい。
とはいえ、難しい料理をするわけじゃない。
野菜たっぷりのスープとかね。たくさんの野菜を切るのに時間がかかったり、煮込むのに時間がかかったり。
お玉を回しながらいろんな事を考える。
それはなぜか少しだけ日常から切り離された時間。
嫌なことも溶けていくように。

トマトとセロリのスープ

こうやって3つ取り上げてみて思ったけど、本当は、こうした事を楽しめる事が幸せである証なんだろうな。
小さな幸せを集めながら生活していくという幸せ。

そして、こういう機会、時間を与えてくれた松下友香さん、ありがとうございました。

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