見出し画像

『 異次元の「時間」② 』~靈人の「時間」は思考と経験の変化~

今回も引き続きテーマは異次元世界の時間ですが、「靈人として感じる時間」を元に色々考えていきます。
もちろん捉え方は人それぞれですから、今回も十人十色、百人百色の一つとしてお付き合いください。
(※画像はフリー素材や wiki などからお借りしています)

・・・・





【 異次元と「時空」】

前回の話は「三次元では、時の流れ=不可逆的な物質の変化」でした。
今回は靈人視点から、そして僕たちにも重ねて考えていきます。

物質は不可逆に変化し記録されてゆく(=時の流れ・過去)


異次元は「物質とはまるで関係ない別世界」ではありません。

元々三次元とは、多重次元という複雑な情報の一部が物質化された世界なので、異次元とも重なり同時に存在するものです。

しかし、異次元では物質の長さや大きさは不安定で「は・じ・き」といった計算は通用しないし、物差しや時計も当てになりません。

空間の感覚が違う異次元の模式図(Wikipedia 四次元 より)

異次元で物が歪む現象は、有名なアニメの「四次元◯ケット」が参考になるかもしれませんね。

収納の際にポケ◯トの手前から物質が歪むのは、「外にまで異次元を展開しているのだろうか?」とか色々疑問が湧きますが、一つは欲しい便利グッズです。




〔「時間」は思考と経験の変化 〕

靈人は過去にも未来にも行け、瞬間移動も可能な存在です。
ただ「時空を移動可能」といっても、(詳細は省きますが)そこに対する「制約」も「感じ方」も靈性や性格、思考次第で個々にバラバラです。

異次元での「時」は不安定なもの

そのため靈人は、思考や経験の変化といった精神面を基準とし、情報の蓄積やその変遷を「時の流れ」と感じるようです。




〔「時」を感じない靈人もいる 〕

「時の感じ方は靈人それぞれ」なだけに、中には時間が経ったと思わない靈人もいます。

僕たちも目が覚めた時、「あれ?もう朝?」ということがありますが、靈人はお腹がすかない、寝なくて良い、何年でもぼ~っともしていられるため、「ちょっと考え事してたら何十年」ってことも起こるのです。

誰でも寝てると変化を感じにくい

それは「悪い状態のままでも居られる」ということでもあり、周りを見ず声も届かなければ、何百年でも苦しみ続け、恨み続ける者も居るのです。




〔「思考」は異次元の仕組み 〕

靈人だけでなく僕たちも常に思考していますが、実は「思考」は異次元の仕組みです。
まぁ僕たち自身が靈人という異次元存在なのだから、今さら感があるかもしれませんけどね。

そして「」は僕たちと肉体をつないでくれる「スーパーコンピューター」です。

「脳」は靈体と肉体をつなぐ「超高性能有機コンピューター」

僕たちの「思考選択」は脳を介して瞬時に肉体に反映され、逆に肉体から得られる「五感」も脳が僕たち靈体に伝えてくれるのです。

つまり、僕たち肉体人は「現次元と異次元をまたいで生きている」ということです。




〔「時の歪み」と脳の処理速度 〕

異次元にみられる「時の歪み」といった現象は、僕たちには無縁のようでも案外日常に溢れています。
そもそも僕たちの「思考」がすでに異次元ですからね(笑)

信号の黄色がやけに長かったり、時計の秒針がやけに遅かったり。
逆にちょっと考え事をしている間に、ずいぶん時間が経っていたり。

気のせいではなく、どこかが歪んでいるのです。

「黄色がなかなか変わらない」と感じる時がある


もちろん時が歪む原因はさまざまですが、脳や肉体の状態思考の情報量によっても感じ方は変わります。


例えば、寝てたり、ぼ~っとしているとあっという間」だと感じます。
脳が時間当たりに処理した情報量」が少なかったためです。


他にも「時を忘れて」などと言いますが、好きなことをしていたり、周りが気にならないほど集中すると、こちらも「あっという間」だと感じます。

集中すれば脳が「高速モード」になるのですが、一点に集中すれば雑多な情報が入らなくなるので、割合的に「処理した思考の情報量が少なかった」と感じるためです。

好きなことは「あっという間」


逆にあれもこれもと、俯瞰するように意識を広げて集中すると、周囲が良く見え時がゆっくり」になります。

さらなる情報の増加に合わせ、脳が「超高速モード」で頑張った結果、情報量比で「いつもならもっと時が経っているはず」と勘違いするためです。
(※思考の方は異次元なので、速度制限はありません)

「超高速モード」なら話を同時に聞けるけど、メモは追い付かないかも(笑)


単純に見れば、仕事でも勉強でも「いつでも時が止まるほど集中」すれば効率良さそうですが、脳の方はへとへとになってしまいます。

現代人は普段から忙しいのだから、たまには「ゆっくり」を優先して疲れた脳を休ませてあげるくらいで良いのかもしれません。
なにせ肉体が元気でなければ、三次元を満喫できないですからね。


ーーーー


今回はここまでです。

次回は靈人による「時間軸の移動」などを考えてみようと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?