『 異次元の「時間」① 』~三次元の「時間」は物理変化の記録~
今回から数回に分けて異次元世界の時間について考えて行こうと思いますが、まずは身近な三次元の確認から入ります。
テーマの関係でいくらか理論的な話も入りますが、難しく感じる方はナナメ読みして下さい。
「時間」も捉え方は人それぞれですから、今回も十人十色、百人百色の一つとしてお付き合いください。
(※画像はフリー素材や wiki などからお借りしています)
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今回のテーマ、そもそも異次元に時間は有るのか、それとも無いのか。
「過去も未来も同時進行」という話もあり、異次元は難解ですよね。
そんな僕たちの常識の通じない、不可思議な世界へ、ゆっくりと足を踏み入れて行こうと思います。
とはいえ異次元情報は出所も解釈も様々、玉石混交、真偽ごちゃ混ぜですから、この考察についても真偽の見極めはそれぞれでなさって下さいね。
(※このテーマでは異次元存在はまとめて「靈人」と書き進めます)
【 三次元の「時空」】
今回は異次元の前に、まずは僕たちの世界の「時間」や「空間」について確認しておきましょう。
〔 日常と「時間」〕
一年は365日だし、一日は24時間。
分も秒も、日々時計がきっちり刻んでくれます。
これらは地球の自転と公転の速度が変わらない限り安定していて、日常の基準となっています。
では、そもそも「時間」って何なのでしょうか。
一般に「過去から現在、未来へと、移り流れてゆく現象」などとされますが、簡単に言えば、僕たちは物や思考の変化に「時間」を感じているということです。
逆にまったく変化が無ければ、時は無いのかもしれません。
〔「は・じ・き」〕
さて、僕は小学校の頃、「は・じ・き」といって、速さ、時間、距離の関係を習いました。
「時間 = 距離(長さ)÷ 速度(速さ)」のどれ一つが欠けても計算が成り立たないけれど、変化の割合を元に時空を認識する、基本的な関係式となっています。
もちろん時間も長さも安定しているからこそ、行動に予測や予定が立つし、安定して暮らせるのかもしれませんね。
〔 長さが変わることも? 〕
しかし地球の外、宇宙レベルで考えると、時間や長さが一定であるとは言えなくなります。
相対性理論では「光の速度に近づくとモノは縮み、時間の流れはゆっくりになる」とされ、移動する「速度」や「場のエネルギー」(重力やそこに満ちたエネルギーなど)でも変わってしまうのです。
「ウラシマ効果」や「双子のパラドックス」として有名です。
ちなみに「双子のパラドックス」とは、
双子の兄がロケットで宇宙を超高速で移動し続け地球に戻ってくれば、兄は若いままだが、地球に居た弟は老人になっている。
しかし視点を変え「弟が兄から遠ざかった」と見れば、弟の方が若くなるのでは?
といった矛盾を突く話ですが、「兄が若い」が正解です。
もちろん兄の時間がゆっくりと過ぎただけですから、不老でも、若返りでもありません。
実際には、もしも光速の1/3(秒速10万キロ=時速3億6千万キロ)で進んだとしても、時間はたった6%しか伸びません。
100年間ずっと秒速10万キロで飛んでいても弟より6歳若いだけ。
案外影響は少ないようです。
そして宇宙は何も無い空間ではありません。
たとえ小さな石であっても、そんな速度でぶつかれば事故になりますから、単純に速度で「ウラシマ効果」を体感するのは難しそうですね。
〔 本当は安定?不安定? 〕
この地球も、太陽系も、銀河でさえ宇宙の中を移動し続けていますが、川の流れのごとく場所ごとに移動速度が違います。
さらに、重力などの「場のエネルギー」は場所ごとに違い、時間にも強く影響を与えます。
(※理論上、ブラックホールでは時が止まるとされます)
NASAにより「この天の川銀河の中心には、途方もないエネルギーがある」と発表されていますが、速度の速い周囲がゆっくりになるのか、高エネルギーによって銀河の中心の方がゆっくりか、正直僕には分かりません。
(参考記事)In Deep さんより
私たちの銀河系の中心から噴出する「強大なエネルギー」の存在を NASA が発表 (2011年10月12日)
日常生活においても「ドップラー効果」のように「観測者によって感じ方が違う」ことは多々あります。
救急車のサイレンは運転手にとってはずっと同じ音だけど、近づくか、遠のくかで音色が変化する、といった現象です。
同じように、地球の中にいる僕たちは気付かなくても、違う視点(例えば別の銀河)から見ると「時間が不安定」といったこともあるかもしれません。
、、、といったことは、相対性理論などの「地球的科学」での話です。
実は、プラズマに包まれたUFOが高速で曲がれるように、もっと進んだ宇宙の科学は魔法のようにどんな奇跡でも生み出します。
もしかしたら「地球」や「銀河」といった大きな生命体も、必要に応じてバリアーを張り「内に在る生き物を守り、時空を安定させてくれている」といった可能性もあります。
太陽系が安定してずっと一緒にいられるのも、「そんな何か」があるからかもしれませんね。
〔「時」は変化の記録 〕
さて一旦身近な世界に戻って、物質の基本要素である「素粒子」についても触れておきます。
Mレポでは『 素粒子は「意」が反映され、現次元に顕れた波動の一部 』といった感じで説明しています。
(※科学的にも素粒子は「波」であり、同時に「粒」といった性質を持っています)
つまり素粒子がゆらゆらと不安定に、点滅するかのように三次元に顕れ、それらが集まって原子となり、分子となり、さらに目に見える大きな塊となって初めて「物質」と認識されるのです。
全ての物質は素粒子の集まりなので、波と点滅の性質を内に秘めている、と言えます。
そして僕たちは、物理的には一方通行であり、思考も含めた「連続した変化の記録」を「時の流れ」と認識しているのです。
そこらに転がっている石ころであっても、実はその場で高速で振動しているし、見えない早さで部分点滅していて、常に変化し時を重ねているのです。
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(参考記事)※分かる人向けに書いたものなので、難解ですみません。
〔 未来を生み出す「思考」〕
僕たち生命体も含め「物質は立体的な点画」であり、この世界は点の移動を記録した立体動画です。
まるで「パラパラ漫画」や「アニメーション」のようですね。
さらに、全ての物質や、素粒子が顕れ、集まり、点が移動するなどを促す裏には「意(=思い・念)」がある、ということです。
三次元とは「因果」や「思考選択」といった異次元からの情報を元に、瞬時に物質化し、変動しながら顕れ続ける世界です。
僕たちの肉体も同じで、どう動かすかを決めるのが「思考」であり「選択」が反映され、瞬時に物理現象として「点」が動いて行きます。
そのため「未来を想い描く」とは、異次元でストーリーを練り、下絵を画き溜め、物質化の準備をすることでもあるのです。
強く明確な「念」は「意」となり場の条件を整え、「願い」がこの世に顕れる確率を上げ、「物質化=夢が叶う」の原動力となります。
※この辺りはかなり複雑で長くなるので
「パラレルワールド(平衡世界)の仕組み」
「過去と未来は同時進行なのか」
「過去を変えると未来はどうなるか」
「事象の固定化」
など別の回で扱う予定です。
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今回はここまでです。
「日常=当たり前」と思っていることも、細かく見るとすごく複雑で難しいですね。
三次元は半固定で流動的。
異次元はも~っと自由といった感じです。
次回は異次元存在である、「靈人と時間の関係」を掘り下げて行こうと思います。
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